忍者ブログ
読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
[515] [514] [513] [512] [511] [510] [509] [508] [507] [506] [504]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

4.23(金)読了
主に戦中、戦後の台湾と日本、外国諸国とのかかわりについて描かれています。
台湾と日本の関係は割りと良好だと思うのですが、どうやらそれは戦中の日本の植民地政策にあったようです。当時台湾には統一された言語はありませんでした。日本は政策の一環として日本語を統一言語として採用し、日本式の教育を施します。それだけではなく、あらゆるインフラを台湾で整備し、当時の植民地政策としてはとても良心的な運営をしていたようです。

白人が有色人種国家を植民地化する際には、すぐに利益を得ることができるように、国民を奴隷のように使役します。人種偏見もものすごくあった。しかし日本は、国民性だからか、同じ黄色人種だからかはわからないが、台湾、満州国に対して長期経営を目論んでのシステムを構築した。国内の税金を大量に投入した赤字経営だったそうです。

そのような経緯もあって、台湾と日本の関係は戦後も良好です。
社会主義国家の中国の脅威にさらされており、国際的にも非常に不安定な台湾ですが、中国に呑み込まれない様になんとか頑張ってほしいと思います。この本を読んで、あらためてそう感じました。

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
とし
性別:
男性
趣味:
読書、コーヒー、ジョギング
ブログ内検索
フリーエリア
最新CM
最新TB
バーコード
アクセス解析