読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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1.8(火)読了
ベナンからの留学生、ゾマホンの2冊目の著書。貧しくて教育も十分に受けられないベナンの状況がよく書かれています。 ベナンはかつてフランスの植民地だったため、現在もその影響が残っています。例を挙げると、ベナンにおいてはフランス語を話せる人がエリートの証だそうです。これは旧宗主国フランスの政策により行われています。言語のみならず、フランスは、教育・思想・文化に至るまですべてフランス流が最高という意識をベナン人に植えつけています。 輸出に関してもフランスからの検閲が入ります。ベナンは綿花の産地でその多くを海外に輸出していますが、綿花の輸出価格はフランスが決定します。ベナンに関税自主権はありません。1キロ数千~1万円の価値がある綿花が100円ほどで買いたたかれてしまいます。フランスは買い叩いた綿花をベナン相手に加工貿易を行って潤い、ベナンはさらに貧しくなり・・・これを植民地支配と呼ぶのでは? ゾマホンはこの体制を変えるために教育の普及、母国語の統一、識字率上昇のために頑張っています。 がんばれ、ゾマホン! PR |
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