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							読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。						 
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								1.14(月)読了 
													長男は殺し屋、次男は弁護士、三男は刑事、長女は詐欺師、母親は泥棒という、それぞれ秘密を持った早川ファミリーが織り成すユーモア・ミステリー。 この無理な設定におもわず笑ってしまったが、内容はまずまずといったところ。 とある石油成金の宝石を狙って、長男は殺して奪う、長女は騙して奪う、母親は忍び込んで奪う、刑事の三男は警護する!というありえない設定。弁護士で常識人の次男は気苦労が絶えずダウン寸前・・・。 この本の主題は、ズバリ家族愛!(と言い切る) 良いも悪いも家族は助けあって生きていくもの、という著者の主張が感じられます。多作で有名な赤川次郎氏ですが、この「ひまつぶしの殺人」というタイトルはどうにかならなかったのか。題名と作品との結びつきも薄いし。この題名だけで、「・・・読むのやめよう」となる人もいると思う。実際、私も読む予定はなかったのだが、友達に借りた手前読まざるを得なくなったのだ。 この本は家族4人での朝食の会話からスタートしますが、実はこれを書くにはかなりの筆力が必要です。実際に3人以上の人物が会話をする場面を書いてみるとわかりますが、それぞれの発言を誰がしたのかが不明瞭になってしまいます。発言人物を明瞭にするために「・・・と、美佐子は口火を切った」などのフォローを入れたりしますが、それも不自然になりがちです。かといって連発したら読みにくくなる。 ものの本にも書かれていましたが、3人以上での会話は筆力が向上してから挑戦するのが吉。それまでは決して3人以上を対面させない!会話させない!これにつきます。 PR 																															 
						 
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