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								4.21(水)読了 爆発的ヒット作、「戦争論」の2作目。 「戦争論」が情緒的な描き方であったのに対し、「戦争論2」では戦争の意義に焦点をあてています。 まず初めに手にとって思ったのが、分厚い! ハードブックサイズで530ページ、厚さ4センチを超える超大作です。漫画とはいえ、寝転びながら気軽に読める本ではありません。ちょっとした辞典並です。両手でがっしりと掴み、その重さをひしと感じながら読まなければなりますまい。 「戦争論」でもそうでしたが、読み進めていくうちに、第二次世界大戦の日本軍に対する認識が変わっていきます。確かに、日本人は自分たちの国の歴史(特にWWⅡ)に対して自虐的過ぎるのかもしれません。 「アメリカが原爆を落としてくれたから戦争が早く終わった」と平然と話す人もいます。団塊の世代に多いようです。これは戦勝国が敗戦後の日本国民に施したWGI(ウォー・ギルト・インフォメーション)の成果だそうです。日本軍は悪かった、ということを徹底的に日本国民に植え付けました。その結果、自虐史感大好きの国民性ができあがってしまいました。 しかし、考えてみてください。自国に原爆を落とされ、30万人もの人々が大虐殺されて、「原爆を落としてくれて良かった」といえる国、国民って異常ではないですか? ヘロヘロで降伏間近の国に対して、とどめのピカドン。しかも2発。史上最悪の戦争犯罪だと思うですが、一部の日本国民は、 「わーい、アメリカ様が原爆落としてくれたから戦争が終わったー! ばんざーい!!」 と言っているのです。教育って恐ろしいですね。 イラン戦争で、降伏間近のイランに対して原爆を投下するのは正しい行為でしょうか? そこで数十万人の人が死んで、戦後にイラン人がアメリカに対して「戦争を早く終わらせてくれてありがとー」と感謝するでしょうか? するわけありませんね。子々孫々、百代まで祟ってやると、アメリカへの復讐を胸に刻み付けるでしょう。国際世論もだまっちゃいない。戦後最大のホロコーストとして裁かれることでしょう。あ、アメリカは裁かれないんだっけ。なにしろ世界一強い軍隊をもってるもんね……。 分厚さもさることながら、文字も多く、内容もとても充実しています。お勧めです。 PR     | 
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