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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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7.8(月)読了
主にイラク戦争について。
アメリカは大量破壊兵器を除去するという大儀を掲げてイラク戦争に突入したが、結局、フセインは大量破壊兵器を使用せず、見つかりもしなかった。途中からアメリカは戦争目的を、「フセインの独裁政権を打倒しイラクを民主化する」ことにすりかえた。やれやれ。

フセインが逮捕され、東京裁判よろしく戦勝国(アメリカ)の形ばかりの裁判が催され、あっけなくフセインは死刑に処される。占領統治は日本モデル、つまりアメリカ式民主化、ポチ化政策を目標に推し進められたが、アブクレイユ刑務所でのイラク捕虜に対する米兵の拷問、無体な行為が知られたこともあり、イラクのポチ化政策はあっけなく崩壊、イラク国民は反米というイデオロギーで結束される。

アメリカが滅茶苦茶にやっていたことは皆分かっていたでしょうが、インターネットの普及により、その無体ぶりが動画となって配信されるようになった。刑務所内でのイラク捕虜への拷問等を目の当たりにすると、日本人の自分でさえ、アメリカ憎しとなってしまう。
フセイン像が「米軍の」重機によって押し倒された時、「米軍から金をもらったイラク人のサクラ」たちは大喜びでバンザイをしていた。その様子が全世界に何度も配信されたが、すべてがやらせの茶番。むろん、なかには本当に喜んでいた人もいただろうが、大半の国民は米軍を歓迎していなかった。

今回のゴー宣はいつも以上に密度が高かった。
正直、小説を一冊読むのと変わらないくらい時間がかかる。これほど内容の詰まった漫画は他にないだろう。バリバリの右翼系なのがちょっと気にかかるが、意見がブレないのがいい。政権与党もこれくらいしっかりしてくれればいいのだが。
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