11月30日
「卑怯者の島」(小林よしのり)
漫画。第2次世界大戦時の南方のとある島が舞台。
攻めてくる米軍相手の突撃の際に逃げてしまった主人公。自分に対して「卑怯者」の烙印を押し責め悩む。そのことを隊長は知っているが何も言わないが……。
戦争の悲喜こもごもが描かれています。銃をぶっ放されてどんどん死にます。かなり過激です。
主人公を含めてキャラクターの多くは「よしりん企画」のスタッフ達(と思う)。
それぞれの性格がよく出ていて面白い。
「最新!糖尿病が気になる人の本」(益子茂)
糖尿病の症状や対処法などが書かれています。
糖尿病の初期には体重現状、手足の痺れ、その他の症状が出るそうです。
最近、食べても体重が増えない、というか減っている症状があります。
その他、食後に手足の痺れなどの症状もあって……尿も泡立つ。かなり心配です。
とりあえず、食後の血糖値を抑える「イヌリン」と「難消化性デキストリン」の服用を始めました。この2つは体重減少効果やお通じの状態を改善する効果もあるようです。
何ともなければいいけど……。
「臨死体験3回で見た《2つの未来》」(木内鶴彦)
3度も死にかけて臨死体験をした人の本。
講演会で話した内容を書き起こした本ですが、かなり興味深いです。
彼は死後、未来の世界の様子を見てきたそうです。
未来では家電製品の全てに高性能電池のようなものが埋め込まれてて、停電しても大丈夫なようになっているようです。
その他、世界の様子、大震災、科学技術の発展など、様々なことを見てこられたようです。
その時の知識を元に、彼は様々な発明をして特許を取得しています。
俄かに信じられないすごい話です。
「自分できる! 糖尿病カンタン療法80」(牧田善二)
糖尿病にかかった人が自分で簡単にできる生活習慣や治療法が書かれています。
著者はこの世界では有名な人のようで、類書を多数書かれています。
特に注目なのが、アトキンスダイエットとしても有名な「糖質制限」療法。
糖尿病に罹患した人はインスリンの出が悪かったり、効き目が薄いなどの理由で摂取した糖分を吸収し、カロリーとして活用することができにくくなります。
そのため尿から排出され、摂取カロリーが低くなるため、一気に痩せるなどの現象が現れます。
全身を巡った糖分は身体に様々な悪影響を与えます。糖尿病そのものよりも合併症が危険です。
じゃあ、摂取する糖分を控えて、膵臓の負担を減らそうという極めて合理的な考え方が「糖質制限」。
効果はかなりあるみたいですが、糖尿病にかかっている人はくれぐれも医者の指導のもと行うようにしてください。
「糖尿病は生ものを食べなさい」(牧田善二)
上の本の類書。
生もの摂取とAGEとの関係を中心に説明してくれています。
AGEは食物を煮たり焼いたり、温度を上げて調理をするほど現れる人体に害をなす物質、と大雑把に覚えました。
調理過剰で悪い物質が現れるのだから、できるだけ生のまま食べなさい、という理屈。
生野菜にはフィトケミカルという抗酸化物質が含まれており、摂取することによりAGEを消すことができるそうです。
「頑張らなければ、病気は治る」(樺沢紫苑)
病は気からの病気の本、とでも言いましょうか。
病気にかかっても抵抗しない。気を大きくもっておおらかな生活していれば、次第に病気は治るよ。
一番いけないのが、病気にかかったことを認めずに(否認)頑固になること。交感神経も過剰になり、ますます身体が悪くなる。
精神科医の書いた本なので、精神面でのアプローチが多い印象を受けます。
神経質な人は読んでみたらいいかも。
「白米中毒」(白澤卓二)
白米が健康を害する。
なかなかショッキングな話ですが、読んでみて「ああ、なるほど」と思いました。
昔は玄米や雑穀などを中心に食べていた日本人ですが、現在ではほぼ白米だけを食べています。
白米は甘くて美味しいですが、炭水化物が中心で、ビタミンやミネラルといった栄養分はぬかとして捨てられてしまいます。糖分過多になり健康を害する。その他もろもろあり。
読むと白米が食べられなくなるかも?
「50歳からは炭水化物をやめなさい」(藤田紘一郎)
大きなお世話なタイトルです。
人間は50歳を境に利用する栄養素が変わるそうです。50歳までは炭水化物、50歳以降はたんぱく質(だっけ?)。
とにかく、50歳を超えて炭水化物を沢山食べていたら碌なことがないそうです。炭水化物=糖分なので、甘いものも止めなければならない。
甘党が読んだら気が狂いそうになる本です。
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