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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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8月31日

「思わず笑えるスピリチュアルな裏話36」(福山貞心)
霊能力者が書いたスピリチュアル関係の本ですが、相談者のちょっと変わった相談内容に焦点を当てている、「ちょっと変わった」スピリチュアル本です。
良くないことが立て続けに起こったら、「もしかして悪い霊でもついているのでは?」と思ってしまうのは人の常。しかし、「何にもついていないから安心して下さい」と伝えても、「絶対に私には悪霊がついている!」と言って譲らない相談者。
笑ってしまうというよりも困ってしまう内容が多かったような気がします。
霊能者も大変だな、と思いました。

「私はゲゲゲ」(水木しげる)
水木さんの自叙伝的漫画。
例によって妖怪チックなちょっと怖い(?)絵で幻想的に生涯を描いています。
戦争中に南方で原住民にお世話になった話が印象的。数十年後に同じ土地を訪ねて、「ここに住み着こうか……」と本気で考えるあたりも水木さんらしいと思いました。
自叙伝的漫画に良作が多いのは気のせいか。

「空也上人がいた」(新井英樹 原作:山田太一)
小説の漫画化。
介護職の大変さと老人の微妙な心の機微を垣間見ることができます。
老人介護の経験はありませんが、想像するだけでも大変だなと思います。
赤ん坊は少しずつ成長していくけど、特にボケ老人は悪化する一方だからたまらないと思う。主人公のような行為にでるのも分からないではない。ダメだけどね。
考えさせられる本です。

「読むだけで見えない世界とつながる本」(K)
スピリチュアル本。著者がロッカー(音楽ね)という点で異色の本と言えるかも知れません。
ロッカーならではのかなりさばけた口調で霊やあの世の仕組みなどを紹介しています。
雲黒斎氏の著書でもそうでしたが、守護霊と友達感覚で付き合っているところがお洒落です。守護霊が良いアドバイスをしてくれたときに「センキュ、ベイベ」なんてね。
くだけた口調とは裏腹に、内容は結構しっかりしています。おさえるべきポイントをしっかりとおさえているという印象でした。
しかし、物事すべてを霊からの助言であったりシンクロというのはどうかな?
ゾロ目の数字を立て続けに見たとか、ゴロあわせから無理やり意味をつくり出すのは正直「おいおい」と思いました。

「手塚治虫物語 漫画の夢、アニメの夢」(伴俊男+手塚プロダクション)
結婚~晩年までを収録。アドバイザーはヒゲオヤジ。
漫画、アニメ、スタジオ設立、法人化など超人的に仕事をこなす手塚氏。
虫プロの最盛期には300名(だったか?)のスタッフが在籍していたというから驚きです。
鉄腕アトムのアニメ化、ジャングル大帝、COMの創刊、火の鳥、数々の長短編アニメ、数々のアニメ賞の受賞……業績を挙げたらきりがありません。
亡くなる寸前まで仕事をこなしており、60年の人生に幕をとじます。
火の鳥は亡くなった頃も連載を続けており、「大地編」の執筆構想もあったようです。読めなくて残念です。

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