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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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8月31日
「恋と禁忌の述語論理」(井上真偽)
解決済みの事件を天才数学者にてアラサー美女の叔母に検証をお願いするという異色のミステリー。
叔母と大学生の僕の関係が微笑ましい。小説内の登場人物のキャラが立っており、いかにも漫画化やアニメ化されやすい内容だった。最初からメディアミックスされるように書いたのかも。
肝心の内容も面白い。短編形式に4つの殺人事件を検証していくのだが、天才数学者にかかれば即座に解かれてしまう。
ちなみにタイトルの意味は最後の最後に解き明かされます。思わず胸きゅんです。

「サバイバル Another Story」(さいとうたかを)
往年の名作漫画のアナザーストーリー。
元々サバイバルに含まれていた漫画のようですが、おそらく雰囲気がこの短編だけ異なるため、別冊として刊行されたのではないかと推測します。
滅亡したはずの都市が復興されているが、その都市は独裁者により統治されていたというお話。崩壊した都市文明というストーリーと一線を画する内容なので、別冊にして正解だったかも。はだしのゲンのような絵柄だったのにはちょっと驚いた。

「雨の日のアイリス」(松山剛)
人間の心を持つロボットが普及している世界のお話。
アイリスという女の子のロボットが大好きなご主人様を亡くしてしまう。そしてスクラップにされてパーツを繋ぎ合わせてボロロボットにされてしまう。とても悲しいお話。
元の話はあれかな、生きたまま火で焼かれた実話。もしくは手塚治虫の漫画でも似たような話があった。
最後はハッピーエンドといっていいので、まずまず読後感は良い。ただ、もう少し捻りがあるとさらに良かったかも。

「ビブリア古書堂の事件手帳」(三上廷)
古書を題材としたライトミステリー。ネットで評判がよいので読んでみた。
古書堂の店主は若い女性。普段は小心でまともに人と話もできないが、古書の話になるといきなりしゃんとして、キビキビと会話をしだすという不思議な人。美女で巨乳でメガネという鉄板の外見。おまけに病弱っぽく青白い肌で入院中という、好きな人にはたまらないシチュエーションでしょう。
内容はまあまあといったところ。2巻目以降は読まないかな。
それにしても、「恋と禁忌の述語論理」と雰囲気が似ているのはなぜだろう?

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