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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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5月31日

「失われた名前 サルとともに生きた少女の真実の物語」(マリーナ・チャップマン)
5歳の頃にさらわれて、ジャングルに一人置き去りにされた少女。彼女は生き抜くために猿とともに暮らし、猿を家族として生活する。
猿との生活描写は本の3分の1程度。その後、彼女は町に戻り、売春婦宿、メイド体験、ストリートチルドレン、脱走して修道院での生活(←ここも過酷)と、様々な人生の試練を乗り越えていきます。
本書の全てが真実かは分かりませんが、冒険物語としても優れた一冊だと思います。
書かれているのは人生の半生のみなので、続編が出版されるのかもしれません。良作です。

「ドキュメントひきこもり」(池上正樹)
ひきこもりの現状と高齢化について記載されている。
いったんひきこもりになると、なかなか一般社会に復帰できないのが現状。ひきこもる人々は長年対人接触を果たしていないため、対人恐怖やうつなどの神経精神病を発症している割合が非常に高く、履歴書の空白期間を含め、仕事に就けないケースが多い。
将来の生活保護申請予備軍ともいえるため、国を挙げてなんらかの対応を取る必要があると思う。

「友達の数は何人?」(ロビン・ダンバー)
表題だけ見ると何の本か分からないが、人間関係を含めた文化人類学の本と大まかに分類できると思う。
科学的考察を踏まえた論文のような形で小見出しとしてケースを紹介しているため、この手の雑学が好きな人にはお勧めかもしれない。

「四月は君の嘘」①~③(新川直司)
ピアノ、ヴァイオリンを題材とした青春漫画。
過去の失敗体験と亡き母親の呪縛からピアノを弾かなくなった15歳の主人公。
主人公を伴奏役に抜擢した天才ヴァイオリン弾きの少女(同級生)。
幼馴染や親友との関係も絡めた、愛と青春の成長漫画といえます。
今作の前にのだめが流行ったので、2番煎じ的にかかれた漫画かな? まあまあ面白い。

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