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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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10月31日

「実録アルコール白書」(吾妻ひでお 西原理恵子)
漫画家の対談。
元アルコール依存症の吾妻氏とアルコール依存症の旦那を持つイネイブラーの西原氏が超ディープなアルコール対談を行っている。
当事者だけあってアル中関係にかなり詳しい。西原さんも相当勉強している様子。
アル中に興味のある人は読むといいでしょう。生の話は貴重だと思う。

「臨死体験で明かされる宇宙の「遺言」」(木内鶴彦)
臨死体験を3度経験した筆者が語る宇宙の仕組み。
臨死体験3度というのはかなりの猛者だと思う。臨死の最中に過去や未来の世界に来訪し、膨大な情報を得てきたというからすごい。
ただし、あまりにも膨大な量の情報を得たため、脳容量が足りずに情報を思い出せないというオチもある。
個人的に織田信長が本能寺で死ななかったという情報はツボだった。あと、地球生命の誕生の情報とか。その手の話が好きな人にはお勧めできる。

「99%の人が知らない死の秘密」(山川鉱矢 阿部敏郎)
精神世界の大御所の山川氏と阿部さんの対談。
阿部さんのことは全く知らなかったけど、このふたり、かなり真逆の人生を歩んできたみたい。東大卒、国家一種合格、司法試験合格の山川氏。一方はロッカー(だっけ?)の阿部さん
でも、ふしぎと話がかみ合っているから面白い。死後の魂の行方についても意見がことなるようで、その点も興味深い。

「うつヌケ」(田中圭一)
漫画。うつを経験した著者の田中さんが、自分の経験したことやうつ病に罹患した人のことを描いている。
うつ病の乗り越え方が経験と共に描かれているところが素晴らしいと思う。罹患している人は読んでみるといいと思う。何かのヒントになるかもしれない。
絵柄が完全に手塚治虫だったのが笑えた。あとは藤子不二夫も混ざっている。著作権とかそういったところは大丈夫なんだろうか?

「創生の島」(バーナード・ベケット)
近未来の地球を取り扱ったSF作品。海外のSFの賞を受賞している。
主人公の女性とアカデミーの試験官とのやりとりで物語が進行していく。ヒロインの語りにより、その世界の状況がわかる仕組みになっていて面白い。
純粋に世界設定が好みだった。そしてヒロインによって語られる歴史物語が面白い。ずっと読んでいたいと思った。
最後のほうのある一文で結末というか、ネタがわかるようになっている。最初のほうで分かる人も多いでしょう。私も「そういうことじゃないかな?」と思ったくらいだから。
ネタが分かっていても面白い。万人にお勧めできる良書。

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