読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
1.20(日)読了
拒食症と過食症(まとめて摂食障害という)を4人の女性のケースをもとに、発病、原因、経過などをたどっています。 摂食障害は主に若い女性の罹患率が高く、ダイエットをきっかけに発現することが多いようです。これは、太っているとクラスメートから噂されたからといった理由から、女性としての成熟拒否といったやや古い説までいろいろあります。 拒食と過食は180度違う病気と思っている方も多いと思いますが、この2つは表裏一体の関係にあります。拒食は一生、続けることは困難です。いつかは食べる方向に向かっていきます(それが治療の結果なら良いのですが・・・)。それまで拒食をしていた人は、「食」を抑えていたため、リミットが切れたように食べだすことがあります。その結果、一時的または継続的に過食に転じてしまいます。 過食の人はみんな太っているかというと、そうでもないようです。大量に食べた後に吐いたり、下剤を使用したり、過度の運動をしたりして普通の体型を維持している人が多いので、外見からは過食だとは誰も思わない人も多いようです。 根本原因はなにか?一概にはいえませんが「美しさ」にヒントがあるような気がします。 外見的に美しいことで得をするのは、ある程度事実だと思います。顔かたちは仕方ないにせよ(最近は美容外科という方法もありますが)、痩せて美しくするのは誰にでもできて、てっとりばやい方法です。女性がダイエットをするのは当然といえば当然です。 では、なぜ美しくなりたいか?誰かに振り向いてほしいからかもしれないし、愛してほしいからかもしれない。世間の評価を得たいからかもしれない。つまり、いまのままの(太っている)自分には価値がないという無価値感からダイエット(拒食)に向かうのではないかと思います。いまのままの自分でOKのスタンスでいる人、他人が主体ではなく自分が主体の人は摂食障害になりにくいのでは。そんな気がします。 その他、いろいろ書かれていますが、興味のある方は本を読んでいただくということで。 最後に、減量の目安は1ヶ月2キロまでがいいようです。あまりにも急激に体重を減らしてしまうと、脳は生命の危機を感知し、防衛反応から食物の摂取を渇望します。その結果、大量に食べてしまいダイエット前よりも太ってしまうというわけです。脳が危険を感じないライン(=リバウンドしにくいライン)が月2キロまでなのでしょう。 さらに食べないダイエットは脂肪とともに筋肉も分解されてしまいます。筋肉はカロリー消費量が高いので、それが分解されれば必然的に痩せにくい身体になってしまうので、損です。 バランスの良い食事を摂り、有酸素運動で脂肪を燃焼しつつ、無酸素運動で筋肉を保持する。これがもっとも理にかなったダイエット法といえそうです。 PR |
カレンダー
プロフィール
HN:
とし
性別:
男性
趣味:
読書、コーヒー、ジョギング
最新記事
(06/30)
(05/31)
(04/30)
(03/31)
(02/29)
(01/31)
(12/31)
(11/30)
(10/31)
(09/30)
ブログ内検索
最古記事
(01/08)
(01/09)
(01/09)
(01/10)
(01/11)
(01/12)
(01/13)
(01/14)
(01/15)
(01/16)
フリーエリア
最新CM
最新TB
アーカイブ
アクセス解析
|