読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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3.14(金)読了
祖母を自宅介護している著者が著した、老人介護についてを語っている本。第98回文学界新人賞、第131回芥川賞受賞作。 前半を読んでいる限りでは、あまり面白くないなぁ、と思っていたのですが、中盤から実際の介護に関する苦労、苦労、苦労がヒシヒシと伝わってきて、惹きつけられました。文体も個性的でいいと思います。新人賞はこういうところも評価対象になりますからね。 介護、と簡単にいっても、これは実際にやった者にしかわからないのでしょう。誰が介護をするのか、金銭面の負担は、親族との関係は……、さまざまな問題があります。私は経験がないのでわかりませんが、これは多くの人が直面する問題です。 友達の母親は自宅介護の経験があるそうですが、やはり介護の大変さは経験者にしかわからないと言っていました。 著者の祖母への献身的な介護は、読んでいて頭が下がります。そして、豊富な語彙力で書かれた文章も、ふらつきが無く安定しています。読ませる本でした。 PR |
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