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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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3.11(火)読了
ファンタジィ作家で歌人の井辻朱美さんのエッセイ集。
日常の何気ないことを題材として、自身の考えを述べています。最初の数ページを読んだ時点で、「あっ、この考え方はもしかして……」と思っていたのですが、予想通り、私が好きな「バシャール」の思考方法でした。「バシャール」というのはチャネラーのダリル・アンカ氏(俳優のポール・アンカの甥)を通して語りかけてくる、まぁ、宇宙存在のようなものです。この時点で多数の人が引いてしまうでしょう。そう!宇宙人です!!

ダリル・アンカ氏は1980年後半にVOICEという精神世界を手がける出版社の要請に応じて日本に来日しました。バシャールのシンプルながら深遠な思考は、人々を魅了し、日本に一大センセーションを巻き起こしました。私もバシャールの本を初めて読んだとき、ガーンとショックを受け、それ以後、バシャール関連の本が出版されたら新本で購入し(←非常にめずらしい)、何回も読み直しています。説明終わり。

ちなみに本書もVOICE出版です。なぜVOICEがエッセイを? と思ったのですが、井辻さんがバシャールファンだからなんですね(多分)。納得。

バシャールファンの人の文章は、自慢じゃないけど、かなりの確率でわかります(と思っている)。説明しにくいのですが、独特の気の流れのようなものを感じます。おっと、こういうことを書くと「アヤシイ人」と思われてしまう、くわばら、くわばら。
そんな井辻さんですが、書いている内容もその哲学に沿っているようです。世の中の常識や人間の可能性、果ては神などについて真剣に、といっても片意地張らずに書かれています。井辻さんの本を読んでいると、どうしても英国のイメージが浮かんできます。キーワードとして、紅茶、キリスト教(カソリックかな?)、魔女裁判などが浮かびます。ハッ!いけない!くわばら、くわばら……。

井辻さんは「遥かなる飛行船」(だったかな?)という本を書かれています。「アンハングエラ」という飛行船がでてきたり、「メガネウラ」という古代生物が登場したりして、シュール&ファンタジィな内容になっています。一読で理解できない人は二読、三読するといいでしょう。何かが解るかもしれません。ちなみに私はわかりませんでした。でも、こういう作品が書ける人はすごいと思います。

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