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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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2月28日
「絶対音感」(最相葉月)
いまから20年近く前に大ヒットした本。絶対音感という音楽をする人間にとっては魅惑的な言葉につられて、いまさらながらに読んでみた。
この本によると、絶対音感とは聴いた音にドレミを割り振ることができる能力のことらしい。電車が枕木を通過する音がレミードレーとか。ホトトギスのホーホケキョもドレミで聴こえるとのこと。すげー。
ピアノやヴァイオリンなど西洋楽器を演奏する際は絶対的な力を発揮する絶対音感だが、行き過ぎると弊害も出てくる。たとえばピアノのラは442デシベル(もしくは440デシベル)だが、調律のミスで444デシベルなどに設定されていると、そのわずかな差異も感じ取ってしまう。結果、気持ちが悪くて聴いていられないという現象が生じる。ここまでいくと病的に感じる。純粋に音楽を楽しむことができなくなってしまう。
何事も適度が必要ということかな。ちなみに絶対音感は幼少期(9歳くらいまで)にしか獲得できない能力とのこと。語学でネイティブの発音になる年限と同時期なので、その辺なにか関係があるのかもしれない。

「進撃の巨人」(諫山創)④~⑫
巨人が壁内に進撃してきて多くの人間と陣地が失われた。人間は反撃に出る。巨人の知能が低いことを利用して頭を使って戦いを挑む。だがそんなときに人間同様の知能を持った巨人が現れて……。
という展開。女型の巨人や50メートル級の超大型巨人などヴァラエティに富んでいる。それに伴い巨人の謎も徐々に解き明かされていく。なんとなく雰囲気がエヴァンゲリオンに似ている。巨人に変身するところはちょっと残念。世界観だから仕方ないけど、人間はあくまで人間として戦ってほしかったかな。
初期メンバーにサシャ・ブラウスという女性がいる。かなり天然。最初はすぐに巨人に殺されるその他大勢役だったのだろうが、読者からの人気を得たので急遽方向転換、準主要メンバーの地位を獲得した。あくまで私の推測だが。
あとちょっと残念なのが、ミカサが可愛くなくなってきたこと。どうしても宝塚の男役に見えてしまう。そういう役割なのかな。

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