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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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4.11(金)読了
土鬼族の捕虜解放~胞子の突然変異体の氾濫まで
ナウシカがトルメキア軍についていくという条件で、クシャナは土鬼族の捕虜の解放を受諾。土鬼族は毒胞子の突然変異体を創りだしたり、巨神兵を飛行艇で移動させたりして、トルメキア軍との戦いの準備を着々と進める。毒胞子は解毒不可能なレベルのものが発見され、それを使用して蟲を混乱させ、トルメキア国方面へ誘導する。蟲の襲来に巻き込まれ、クシャナのガンシップは墜落、クシャナの兄の1人も死ぬ。胞子は進化して意思を持ち始め、蟲を喰らい巨大な生物に変容していく。蟲も混乱し、王蟲が集団移動する大海しょうの前兆も発生する。

自然が牙をむきます。これは結局、人工で自然を支配しようとした、人間のエゴが生み出したものです。
自然の支配というのは、近代欧州的な考え方ですが、そのつけは重いようです。より緩やかな発展による、自然との共存という方向へ進めなかったのかと思います。

「人工」とは「人が手を加えた」という意味だと思いますが、人間の営みは自然には含まれないのでしょうか? 地球からみたら、人間は害毒なのでしょうか? 地球自体が進化するために必要な触媒という見方もできます。大腸菌みたいに。

なぜ人間が生きているのか、そしてなぜ地球や世界があるのかなど、そこまで空想が拡がってしまいます。妄想に近いですね、これは。
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