読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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7.6(月)読了
7編の短編。霧笛荘という古ぼけたアパートの管理人の老女が住居人の人生を語る、オムニバス形式をとっています。 7編とも全て水準が高く、読み終えて満足感がありました。住人のほとんどが訳ありの人たちですが、どれもドラマチックな物語に仕上がっています。浅田氏の短編はどれも素晴らしいですが、その中でも1、2を争う出来ではないかと思います。 霧笛荘の住人は最終的に地上げ屋に1人あたり500万円の立退き料を提示されるが、誰も出て行こうとしない。お金より大事なものがあると。でも、実際に賃貸物件の立退き料500万円を提示されたら、ほぼ100%の人が大喜びで出て行くでしょう。どちらにしても、バブル時の話題ですね。 この本は鬼ころしをストローで啜りながら読みました。なんとなく酒を飲みながらが似合う本だと思ったので。人生を感じるような味がしたのは、この本と一緒に飲んだだろうか? PR |
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