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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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12.7(月)読了
中国にある「生まれ変わりの村」を取材した著者の記録。
生まれ変わりの村というのは森田氏が勝手につけた名称で、その村に前世の記憶を持つ人が大勢いることから名付けたのだそうです。
なんでもその村では、死後にスープを飲むとそれまでの記憶が無くなり、飲まなければ死ぬ前の記憶を残したまま生まれ変わることができるという伝説があるそうです。そして事実、前世の記憶を保持している人は、死後の世界でスープを飲まなかったと証言しています。
はたしてそんなことがあるのだろうか? 第一、忘却のスープなんていかにも嘘くさい。前世関係の本はたくさん読んできたけど、スープが忘却に関係しているなんてこの本以外で見かけたことがない。
おそらくスープ云々は人間の潜在意識が関係しているのでしょう。つまり刷り込み。単なる小道具に過ぎない。しかしその村で前世の記憶を保有して生まれてきている(と思われる)人はあまりにも多い。なんか素敵。

さて、前世の記憶を持ったまま生まれるのははたして幸福なことでしょうか? 前世で殺人者であったり大悪事をした人物であった場合、そのトラウマが今生でも持ち越されて苦しまなければならないかもしれません。そんな無用な苦悩を引き継がないように(そして今生の人生に焦点をあてやすいように)、人間は前世の記憶を失って生まれてくるのだそうです。
確かに、殺人者だった頃の記憶なんて引き継ぎたくないですね。そういう意味では「生まれ変わりの村」の人たちは不幸かもしれません。


「鬼ころし」を飲みながら、ふーっとひといき。
スープを飲むと前世の記憶がなくなってしまうそうだが、もしかしてそのスープのはアルコールが入っているのかもしれない。飲みすぎたら酩酊前後不覚。注意。
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