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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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6.3(火)読了
第8回スニーカー大賞大賞受賞作。

<あらすじ>
普通の公立高校に入学した主人公キョン。そこにいたのは涼宮ハルヒ。
彼女は最初から普通ではなかった。なにせクラスメートへの挨拶が
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
である。ハルヒは楽しいものは自分で作らないといけない! と思い立ち、ハルヒはキョン、長門有希、朝日奈みくる、古泉一樹の4人を無理やり加えて「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」(SOS団)という妙な同好会を作る。この団の趣旨は「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶことよ!」だそうだ。
しかし、その必要はない。
なぜなら、長門は宇宙人、朝日奈は未来人、古泉は超能力者なのだ!

ということで、唯一の普通人キョンと、3人の非普通人により、ハルヒワールドが進んでいく。

この本は角川スニーカー文庫です。いわゆるティーンズ文庫。
対象年齢は小学校に入ったくらいからOK。7、8歳でも読めます。
「なーんだ、子どもの読み物じゃん」
と、バカにしてはいけない。すごく面白くて、楽しくて、目から鱗がぽろぽろ取れました。
この谷川流、才能の塊ではないか。
特に感心したのは、比喩と表現力です。なかなか考えつかない比喩(わたしはね)がぽんぽん使われており、読みながら、「ああ、才能だ……」と思ってしまいました。本当にすごい。

「涼宮ハルヒ」シリーズは500万部売り上げたようです。驚異的です。アニメ化やゲーム化もされています。
現在全10巻出ています。うーむ、全部読もうかな。
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