読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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5.26(火)読了
7編からなる怪異短編集。現代を中心に、大戦中・明治大正期の話もあります。 どれもよくできていて良作が多い。怪異談というくくりからも、雰囲気的にちょっと「砂高楼奇談」に似ています。 最後の「お狐様の話」は狐にとりつかれた少女の話だけど、ラストがショッキングで浅田次郎の作品としては珍しい創りとなっています。しかし童話などを考えてみると、グリムやイソップなどにしても原作はかなり残酷だったようなので、子供たちに戒めの寓意を込めてこれくらい残酷であってもいいのかもしれない、などと考えてしまいました。トラウマになる危険はあるけれど。 戦争中の話も面白かった。 浅田氏は自衛隊に2年間所属していた経験があるので、リアルなつくりになっています。やはり経験者は違うということろでしょうか。 PR |
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