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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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4.3(木)読了
森氏のお勧めミステリィ100選、同人時代に描いたマンガ、尊敬する萩尾望都氏との対談、その他いろいろ詰まった森永エンゼル缶のような本。

森氏はエッセイ集その他で、「本はほとんど読んだことがありません!」と語っています。当たり前ですが嘘です(オブラートとでも言うのか)。100選で上位10パーセント以内に入っている、という発言から、ミステリィ関係だけで1000作以上は読んでいる計算になります(1998年当時)。

まぁ、作家にしては読んでいないという意味なのでしょうが、それはともかく、この100選には感動しました。寸評を読んでいるだけでおもしろい。私は本はもちろん、ミステリィなど皆無といって良いほど読まないので(森氏の言葉を踏襲しますが)、当然、100選のほとんどの本を読んだことがありません。
しかし、この本に書いている寸評を見ると、どうもこう、読まないのがもったいないような、コーンからアイスがぽとっと落ちて涙がぽろりと頬を伝うような、そんな気持ちにさせられます(詩でもかこうかしら)。
これからは、ちょびっとだけミステリィを読んでみようと思ったような気が……(血迷った決意)。
でも本当、この本は、定価で購入しても損はないと思います。少なくとも私はそう思います。買いませんけどね(冷たい)。

100選にはミステリィではない本も少しだけ入っています。リチャード・バックの『かもめのジョナサン』の寸評、「孤島に持っていくなら、この本です」(森氏・談)。
さすが森氏、理の分かる人、大好き、ファンになりそう。
というわけで、血迷った決意第一弾。近々、森氏の書いたミステリィを読みます(「ジョナサン効果」)。乞う、ご期待!

森氏のマンガは大尊敬する漫画家、萩尾望都氏の画風のオマージュだそうです。
萩尾さんのマンガはパラパラとしかみたことがありませんが、本書掲載マンガをみたかぎりでは、たしかに似ています。繊細なタッチで退廃的な雰囲気がします。
1983年に描い「EXPRESSION  KYOTO」などは、けっこう好きです。

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