読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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11.3(火)読了
特攻隊員たちの苦悩と悲劇をとりあげたノンフィクション。 第二次世界大戦末期に、日本軍が特別攻撃隊という極めて乱暴な戦闘方法を採ったのは皆知っていますが、その経緯や苦悩などを知っている人は案外少ないと思います。私も本で何冊か読んだことがある程度で、どのような経緯でその戦法が採られ、誰の命令でどのような人物が特攻隊員に選ばれたかなどはほとんど知りませんでした。 特攻選出の方法は、長男や一人っ子、妻帯者などは除いた残りの隊員から選ぶというのが建前だったそうですが、実際にはほぼ強制的に多くの隊員たちが攻撃隊に組まれていったそうです。 「志願するものは一歩前へ!」の上官の激があり、そうした場合は一歩前に出ないことは不可能、少なくとも軍隊ではそうであったようです。体罰が日常的な世界において上官の命令に逆らうということは、ほぼ不可能。つまり強制。 特攻の初期は、零戦や銀河、紫電などの割合優秀な飛行機が使用されていたそうですが、末期では、九九艦爆、赤とんぼ(練習機)などに500キロ~1トン爆弾を積んでアタックしていたそうで、ただでさえ速度や旋回性能で圧倒的に不利なそれらの飛行機は、あっという間に敵機に撃ち落されてしまったそうです。桜花という特攻専用の飛行機も開発されていたようですが、実戦配備は間に合わなかったようですね。 PR ![]() ![]() |
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