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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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4.23(水)読了
戦後日本の価値観と進むべき道を書いた本。
シャンソン歌手で女優であり、最近では「オーラの泉」でも有名な美輪明宏さんが、戦争と平和について語っています。
美輪さんは戦前の生まれで、広島では原爆を被爆もされたそうです。幸いなことに家内におられて、怪我などはされなかったそうです。

軍国主義、封建主義のことを美輪さんは批判されていますが、それ以外は戦前の日本には素晴らしい文化があったと語られています。
そして、敗戦時にアメリカから押し付けられた日本国憲法、特に戦争の放棄については、素晴らしいことだと書かれています。

アメリカ自身が作成した憲法なので、それに反して日本を戦争に加担させることは難しいので、アメリカは日本の憲法改正を望んでいるそうです。

なぜアメリカは戦争をしたいか? その要因の1つは軍需産業です。
ブッシュ親子はカーライル・グループという軍需コンツェルンの重役で、会長は元CIA副長官のカールーチです。そのために、ブッシュ親子は戦争を望んでいるということです。

そして、アメリカは軍需産業で生活をしている人々がたくさんいます。
戦争がなければ、それらの人々は失業してしまいます。戦争は大義名分の下で行われますが、その大儀が実際の戦争目的であることは、決してありません。戦争は経済的理由でおこなわれます。

付随して忠臣蔵の朝匠の守のことも書かれていますが、彼は経営者としては最悪の人間だそうです。だって、上からの嫌がらせに腹を立てて、殿中で殺害してしまい、死刑になって、そのあおりで会社が倒産して社員を路頭に迷わせたわけですから。
忠臣蔵については、私もずっと同じことを考えていました。
もっとも、その時代と今の時代を同じ価値観で計るわけにはいきませんが……。

この本には平和と愛についてがたくさん書かれています。
読みやすくて、しかも、本当に心に入ってきます。お勧めです。

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