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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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12.28(月)読了
脳科学者の茂木氏とスピリチュアリストの江原氏という異色コンビの対談本。
このお二人は以前にも対談されているそうで、今回で二度目だそうです。世の中の対極に位置する(と考えられている)科学者と霊能者で話が噛みあうかと疑問を感じつつも読み進めていきましたが、江原氏のトークの上手さもあってそれなりの対談になっていました。

偶有性というのは脳科学の用語で、「世の中何が起こるか分からない」ことだそうです。いきなり恋人に振られるかもしれないし、その翌日に新しい恋人ができてハッピーになるかもしれない。新しい恋人ができたらハッピーで脳内に快感物質のエンドルフィンが放出されて幸福を感じる。大金持ちが美人モデルと付き合うときに放出されるエンドルフィンも、一般人同士が付き合うときに放出されるエンドルフィンもどっちも同じ。人の幸福は物質だけで得られるものではない。貧乏人でもそれなりに幸福を得ることはできる。ふむ、なるほど。

たしかに、100グラム1000円のステーキを食べたからといって、100グラム25円の鶏ステーキを食べたときの40倍の幸福感を得られるわけではない。人によっては100グラム25円の鶏ステーキを食べたときのほうが幸福を感じるかもしれない。そして、100グラム1000円のステーキに慣れてしまい、25円のほうを食べて快感を感じなくなった人は不幸だと思う。逆に25円を食べていて、たまに1000円を食べた人の脳内のエンドルフィン量はハンパないだろう。
貧乏人の方が幸福ともいえる。

脳科学とスピリチュアルを組み合わせた面白い対談になっています。江原ファンも理系好きの方も面白く読めると思います。


今夜も「鬼ころし」をぐびぐび飲んでエンドルフィン出しまくりの私です。
簡単にエンドルフィンを出そうと思ったら、酒でしょう。どばどばーっと出てきますね、どばどばーっと。
しかし飲みすぎては耐性が出来上がってしまい、少々のアルコールではエンドルフィンも出なくなる。健康にもよくない。
大切なのは兼ね合い。ほどほどに飲んで末永くエンドルフィンを出すのが一番。というわけで今夜も一本で終わり。これ最高。
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