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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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12.24(木)読了
ラスコーリニコフは罪に耐え切れず、最終的に自分で警察署におもむき自首する。彼は8年という殺人としてはとても軽い懲役刑を宣告される。これはラズミーヒンや彼の妹などが彼の善行を裁判で訴えたことと、自首したこと、老婆から奪った財布に一切手をつけなかったことなどが要因となった。
娼婦であるソーニャは幾度も牢屋に赴き、彼を励ます。ラスコーリニコフは彼女の真実の愛情に打たれて改心する。ラスコーリニコフにはあと7年の刑が残っていたが、彼は出所後に彼女とともに暮らし、彼女を幸せにすることを心に誓う。

結局はラスコルは自首しますが、人2人を殺しておいて8年の懲役というのは甘すぎやしないかと思いました。日本では死刑もしくは無期懲役といったところでしょう。
それにしてもソーニャの献身はすごいと思いました。だって、出会って間もない殺人犯の男性をここまで愛することができるなんて、現代の日本ではまずありえないことだと思うので。その後彼女が7年彼を待ってそのままゴールインしたのなら、最高の愛情といえると思います。

大作「罪と罰」ですが、読むのにはかなり時間がかかりました。内容のほうも、正直あまり理解していないかもしれません。読んでいたらどうしても眠くなってしまう。視点がころころ変わるのも違和感を感じました。一行の間で彼と彼女に視点が移動するので、これは三人称多視点というよりも神の視点といったほうが良いでしょう。


ロシアのアルコールといえばヴォッカ。あまり飲んだことがないが、喉が焼けつくほど熱いというイメージがある。
最近は「鬼ころし」ばかりだが、たまには他の酒も飲んでみたいと思うことがある。
桜酒造さんは焼酎も造っているようなので、次はそれを買って飲んでみようかな。
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