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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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9.1(月)読了
18種類の異常心理を実例とともに解説した本。
境界性人格障害、自己愛性人格障害、回避性人格障害、反社会性人格障害、多重人格障害(解離性同一性障害)、ヒステリー、フェティシズム、小児性愛、注意欠陥(欠損)多動性障害(ADD・ADHD)、行為障害、摂食障害、手首自傷症候群(リストカット)、遁走、統合失調症、うつ病、不登校・家庭内暴力、共依存、ストーカー。

有名なものは大体そろっています。
誰でも多少はこれらの症状に当てはまると思いますが、それにより社会生活に困難性を感じたり、他人に迷惑を与えるようになると問題です。その場合は病院で治療しなければなりません。

心の病気の病気の大きな要因として、家庭環境があるそうです。生まれて数年間は両親との関係が中心となるので、当然ですね。
その他、学校や会社などの社会環境、生まれつきの素養・個性など。ストレス耐性や経済状況、年齢、性別など、要因となるものは多数あります。

『24人のビリーミリガン』などで有名になった多重人格障害は、従来は日本ではほとんど見られなかったそうですが、最近は日本の欧米化にともなって増加してきているそうです。
欧米は強烈な「個」を重視する社会ですが、日本は調和を重んじる民族なので、その違いによるそうです。社会性の違いによる症状ですね。
昔、狐つきなどと言われていたものも、もしかして多重人格障害だったのかなと思います。

最近は良い薬がたくさん認可されているようなので、なんらかの症状が認められた場合は迷わず病院へ。身体の病気と同じで、一般的に治療が早ければ早いほど治りやすいようですので。
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