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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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8月31日

「いわゆるA級戦犯」(小林よしのり)
東京裁判においてA級戦犯とされた人物たちの経歴や人物像を描いた漫画。
まず、「A級」というのは分類わけのために便宜的につけたものであり、「戦争の主導的立場であった」人物というほどの意味です。一番悪いとか、重い罪を犯したという意味ではないので注意したい。
この漫画を読むと、いかに東京裁判が勝者の裁きであり、裁判の名に値しないリンチのような代物であったかが判ります。「全員無罪」の判決を下したインド人判事パールのことも取り上げていますが、彼については「パール真論」で詳細に取り上げています。

「平成攘夷論」(小林よしのり)
黒船襲来からわずか50年足らず、日本は世界でも類を見ない無血革命を達成し、富国強兵策を推し進めることにより、アジアの一等国となった。
わずかな期間で近代化を達成した理由は、欧米諸国から植民地にされないためだった。そのためには朝鮮半島を欧米や共産主義思想からの防波堤にすることが不可欠だった。そのために日清、日露戦争を勝利することによって、朝鮮半島と満州を大陸から切り離し、自立した国家として成立させることが必要だった。
江戸末期の開国から第二次世界大戦までの戦争に至る道筋を判りやすく解説した漫画。歴史には色々な見方があると思いますが、ひとつの方向性を倫理的に明示しています。
弱肉強食、切り取り御免の時代がわずか80年前にあったというのが驚きであるとともに、先人は苦心して日本の独立を守ったのだと、あらためて感謝の念が湧き起こります。

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