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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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3.14(木)読了
人類滅亡後に宇宙へと旅立った子供たち。その目的は、14歳で死ぬという、自分たちの遺伝子を変化させることができる方法を得るためだ。

一方、人類滅亡後に地球を支配したのは、知能が増加し人語を操るまでになったゴキブリだった。ゴキブリたちは、元アメリカ大統領の日記を聖書として崇め、アメリカ大統領の亡骸を聖地としている。アメリカ大統領の部屋で唯一生きている人間がいる。チキン・ジョージの元恋人だった女性だ。彼女は蜘蛛を飼育し、食料としていた。他の食物はすべて毒で冒されていた。しかし彼女も銃の誤発動が原因で死んでしまう。宇宙へ旅立った子供以外の人類は絶え果てた。

宇宙に死の病が広がっている。子供たちは宇宙船で宇宙の果てに逃げながら、遺伝子組み換えの研究を続ける。しかし、とうとう最初の子供が14歳になる日が来た。その子供は、噂どおり14歳の誕生日に恐竜となってしまった。

子供たちは窮余の策として、自分たちを冷凍保存して、最後の1人が研究を完成させることに望みを掛ける。最後の子供はアメリカだ。彼はとうとう宇宙の果てまでやってきた。宇宙船に歪が入り壊れそうになる。そしてまばゆい光。アメリカは心の中に存在する「きよら」の声に従い、宇宙船からジャンプする。すると……彼はその宇宙から脱出することができたが……彼らのいた宇宙は「死にかけた青虫」だったのだ。

宇宙船から続々と新天地に脱出する子供たち。その世界は「チキン・ジョージ」と同様に、半人半鶏の支配する世界だった。死にかけた青虫は、心優しい少女によって草原へと戻される。アメリカたちは少女に感謝の言葉を述べ、自分たちの宇宙である青虫へと帰って行く。再び地球を再建させる希望を胸に秘めて。

あっと驚くような結末でした。なるほどね。
全体的にストーリーを掴み難い漫画でしたが、とても面白いです。そして考えさせられるような内容でした。お勧めです。
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