忍者ブログ
読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
[897] [896] [895] [894] [893] [892] [891] [890] [889] [888] [887]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

3.17(日)読了
村山聖という実在した棋士を題材とした、ノンフィクション将棋漫画。
村山は幼い頃から身体が悪く、ほぼ病院で育ったといっても過言ではありません。そんな村山少年がはまってしまったので、病院の友達と指した将棋。彼はすぐに将棋の虜となり、初出場の大会で県3位の好成績を挙げます。

村山少年は中学校卒業後、プロの棋士になるという夢を抱いて奨励会に入会します。師匠はプロ4段、30を少し過ぎたばかりの森信雄。彼らは2人暮らしを始める。寂しがりやの2人は気が合い、なかなか上手くやっていたようです。

村山少年と同時期に、羽生、佐藤、森内という天才がいます。そして村山も天才の1人です。しかし病を負っての棋士生活は難しく、体調が思わしくない状態で対局することもままあったそうです。そして4巻の最後は、ドクターストップで即入院と言い渡されているにもかかわらず、「自分に残された生命は他人よりも少ない」という理由で対局に赴きます。17歳で4段棋士の悲壮な決意を感じます。

ストーリーのテンポは早めです。将棋上の悩みというよりも、身体上の苦悩にスポットを当てている感じがします。読者層は10代を狙っているようで、絵柄は若干幼稚(失礼)です。でも面白いので、全9巻を読破したいと思います。
PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
プロフィール
HN:
とし
性別:
男性
趣味:
読書、コーヒー、ジョギング
ブログ内検索
フリーエリア
最新CM
最新TB
バーコード
アクセス解析