読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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6.28(月)読了
数学者の著者がケンブリッジ大学に研究者として滞在した体験記。 藤原氏は、新田次郎と藤原ていの息子であり、『国家の品格』等多数の著書で有名な作家でもあります。そのため作家としての名声が高いですが、数学の学者としても素晴らしい能力の持ち主のようです。 ケンブリッジ大学は世界一優秀ともいわれる大学で、ノーベル賞受賞者がそこらじゅうで歩いているといっても過言ではないようです。その中で日本からの滞在者である藤原氏は、孤軍奮闘します。妻、幼い息子3人をつれてきたので、生活での問題もたくさんあったようですが、なんとかそれも乗り越えて、文化・風習・レイシズム、そして食のおそろしいほどの不味さも乗り越えて、一応の成果を出していきます。 エッセイでありながら、描写などが小説並みに盛り込まれているのは、さすが小説家の息子といったところでしょうか。とてもうつくしい文章を書く人だと思います。そして、とても面白い。落合信彦氏の『アメリカよ、あめりかよ』に雰囲気が似ているといえば分かるでしょうか。数学者の書いた本とは思えないほど(といっては失礼だが)、興味深く読むことができました。 PR |
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