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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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12.26(火)読了
人の死に方について書かれている本。
上野氏は法医学の専門家で、監察医として多数の遺体を検死された経験を持つ人です。『死体は語る』などのベストセラーも出したという有名な方です。

この本を読むと、人間はほんのささいなことでも死んでしまう危険があるということがわかります。幼児や高齢者はいうまでもなく、健康で若い人でもポックリといってしまうことがあります。「ポックリ病」などはその典型です。老人よりも若い人がポックリと逝ってしまうようですから。

とはいえ、やはり幼児と高齢者は身体が弱いので、若者よりもリスクが高い。乳幼児などは首が据わっていないので、たかいたかいなどをしただけでも、脊髄に損傷が出来て死亡原因になることがあります。高齢者は入れ歯を喉に詰まらせたり、お風呂に入って心臓麻痺に陥ったり、やはりリスク要因は多い。

このような危険に直面した場合、知識があるのと無いのではまったく違うと思います。
子供がタバコを飲み込んだら、水分は飲ませずに吐き出させる(ニコチンは水溶性なので)。洗剤を飲み込んだら、水か牛乳を飲ませて吐き出させる。乾電池を飲み込んだら、体内で腐食する前に病院に連れて行かせる。子供は誤飲をよくするので、これくらいは知っておきたいものです。
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