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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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12.22(月)読了
食品添加物の専門会社に勤務していた著者が、退職後にまとめた添加物の危険性を警鐘した本。
安部司氏は元々、食品添加物のトップセールスマンだったそうですが、その添加物の危険性に気づいて会社を退社したそうです。
食品添加物は1500種類以上もあるそうですが、彼はそのほとんどの特性や特徴を暗記していて、食品を食べるだけでどんな添加物が加味されているのかわかる「添加物利き」でもあります。

この本を読んだら、食品にはあらゆる添加物が使われているということがわかります。添加物を使用してない食品はほとんど無いか、あってもとても高価なものです。
健康には変えられないと高価な食材を購入するか、家計を考えて安い食材を購入するかは個人の自由だけれども、添加物表示はすべて記載することによって、一般消費者がきちんと選択できるようにすることが大切、と氏は語っています。

近年、食物関係の汚染や誤表示問題が取りざたされています。このようなものはもはや、毒物を提供しているにすぎないような気がします。
添加物表示もいろいろとからくりがあって、ガムなどの小さな食品には努力義務のようなものが付けられるだけであったり、店舗で料理しているお惣菜などは表示免除などの規定があります。
いやはや、なにを信じればいいのか……。

もっとも確実な方法は自分で野菜などを無農薬有機農法で栽培して食することですが、これは難しい。となると、表示をちゃんと見て、少しでも添加物の数の少ないものを買うしかありません。
アスパルテームやサッカリンなど、赤玉、黄色なんとかといった添加物食品は購入しないこと、など最低限の知識も必要なようです。
どこぞの主婦雑誌によく掲載されている、安いものに飛びつくだけが「やりくり上手の賢い主婦」というわけではなさそうです。知識も重要ということですね。
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