読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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11.26(水)読了
作家を主人公にした短編集。全8編。 有栖川アリスというと推理小説家といった印象が強いのですが、この本はいわゆるミステリではありません。ホラーやユーモア、出版者業界に関する情報なども書かれていて、興味深く読むことが出来ました。 「書く機械」……作家を缶詰にして書かせるという、ブラックユーモア的な作品。 「サイン会の憂鬱」……作家が地元の書店でサイン会を開く話。会には奇妙な人間ばかりが来る。 「夢物語」……治療行為で植物人間になった主人公。夢の中で物語の語り部となり、人気を博する。落ちが星新一的でおもしろい。 この3作が特によかった。 この本の出版は幻冬社ですが、作中で「幻冬社は何でも出版する怖いもの知らずの出版社だ」と書かれていておもしろい。 確かに、幻冬社っていろいろなジャンルの本を出してますよね。個人的には結構好きな出版社です。 PR |
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