読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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12.1(月)読了
原田氏が20歳前後の頃に読んだ本や映画などの感想文を、40歳になった原田氏が再読して批評するという太鼓持ちのような本。 大学時代の原田氏は父親が借金で首がまわらなくなり、家庭崩壊に直面していたそうです。そんな時期に彼が読んでいたのが、主に純文学。そして日本、世界の文豪や名著といわれる本の類。個人的に、そんな時期にそんな本がよく読めたなと思う。エンターテイメントなら解るけど。 京大式ノート(というのがあったそうです)に日付と読了本の内容を簡単に書いているのですが、小さいうえに汚い文字。頭の良い人は字が汚いという法則がありますが(マーフィ?)、この人は典型だな。読めん。 批評はなかなか突いている部分もあり、うーん、と唸ることも多かった。ドストエフスキーを読むのに苦労したという箇所も同意。『カラマーゾフの兄弟』なんて一生読まない気がする。死ぬ前に冥土の土産で読むとしようか。 いちおうエッセイらしい。彼の作品(エッセイ集)は10代後半の頃にほぼすべて読ませてもらい、抱腹絶倒させてもらった。今読むと面白いかどうか自信はないが、その頃は面白かった。ありがとう。 しかるにこの本は! 若かりし頃のお茶目なメモを取り出してきて一冊でっち上げたというせこい一品。せこいぞ、原田宗典! PR |
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