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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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6.2(水)読了
ガン告知編。
身内が癌にかかった場合、告知しますか? また自分が癌にかかった場合、告知されたいでしょうか。
今回は「告知」がテーマです。医者も身内も告知しない場合は、患者は自分の病気が何なのか知らずに死んでいくことになります。また、自分が死ぬと知らないまま、死期を迎えることになります。

自分としては、ちゃんと告知してほしいと思います。たとえ余命3ヶ月だとしても、その3ヶ月を使って、さまざまなことをやりたいと思います。死期が近づいてきたらおそらく混乱するでしょうし、夜も眠れなくなるかもしれません。苦しいでしょう。しかし、何も知らずに死んでいくのだけはごめんです。

それでは、100歳の祖母が末期癌に罹った場合ではどうでしょうか。おそらく告知できないと思います。
「おばあちゃんは癌に罹っていて、あと3ヶ月しか生きられないんですよ!」
なんて告知した瞬間に心臓が止まってしまいそうで怖いです。告知は状況と相手を考えておこなうべきということでしょうか。

読みながら考えたのですが、「告知」を法制化したらどうでしょうか。自分が不治の病等にかかった場合、告知されることで自分の病気を正確に知るという権利です。この権利を行使したい人はあらかじめ書面にして役所等に届出をする。医者等が告知義務違反をした場合、当然重罪となる。このように法律で「告知される権利」を規定しておけば、この種の問題は無くなるのではないでしょうか。
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