読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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4.14(火)読了
妻を殺された主人公が、殺した男性の父親が社長の会社に就職する。その会社は麻薬を売りつける、いわゆる非合法の会社。息子を殺そうと機会を窺う主人公。だが、息子は何者かに「押されて」交通事故で死んでしまう。「押し屋」という競合会社の刺客だった。主人公は「押し屋」を追っていくが、その折に「自殺屋」「殺人者」などの競合会社の刺客と絡み合っていく。 タイトルのグラスホッパーとはバッタのこと。バッタは群れて暮らしていると、色が茶に染まり凶暴になるのだそうです。 人間も昆虫のようなもので、人間も群れていると――つまり都会に住んでいると凶暴になる、そのように「押し屋」は語ります。なるほど。 物語の端々に「罪と罰」の文庫本の記述があります。人間はどう生きるか、ということと関連して紹介されていますが、作品のテーゼとしても使われています。逆から読むと「唾と蜜」は新発見。いい感じです。 伊坂氏の作品はきっちりと作られている感じですが、特に面白いとは思えません。可もなく不可もなくというか。もう少し遊びに文章というか、余裕をもって書いてほしいなと思います。 『アヒルと鴨のコインロッカー』という本を借りているのですが、読むのに躊躇してしまいます。長いので。 PR |
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