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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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6.17(月)読了
漫賀道夫が新聞社に入社~退職までを描いています。
新聞社に入社した漫賀は、図案部に配属される。図案部には変木という変人のような人がいたが、後に彼が日本を代表するような一流の版画家ということを知る。図案部での経験は漫画を描く上において貴重な経験となったもよう。

一方の才野茂は会社を1日で止め、漫画一本に目標を絞る。漫賀、才野は方向性は若干違うが、2人で協力して漫画製作をするという姿勢は変わらず持ち続けている。

漫賀は新聞社と漫画の2足わらじを上手く履けるようになっていった。手塚治虫に託していた読み切り漫画がコミックになったり、連載依頼が来たりと、順風満帆な漫画人生を歩む。(連載はストーリーが複雑で人気がなく6回で打ち切り)

東京で手塚治虫に会ったのをきっかけに、漫賀と才野は漫画一本に絞ることを決意。漫賀は新聞社を退職する、というのが6巻までのストーリー。順調に行っている新聞社を止めるのは相当な決意がいると思います。なにしろ漫画だけで食べていける保証はないし、月給ももらえない、完全に実力だけの世界ですから。しかしこのときの決意があったからこそ、日本を代表する漫画家が生まれ、数々の名作を読むことができた訳ですね。素晴らしい。
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