読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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8.19(月)読了 PR
8.16(金)読了
元国立大学教授でスピリチュアリストの飯田氏の著書。生きがいシリーズ5作目です。 本著は、実際にあった対話事例を元にして、多くの人が抱えているスピリチュアルな疑問に答えるといった形式で進んでいます。 「運命の赤い糸」「幽霊の正体」「病気になる理由」など、どれも興味のある内容ばかりです。そのなかで、今回最も興味を惹いたのが「自死者の運命」です。 一般的には、自殺はいけない、自殺すると再び同じ試練に向かわなければならない、などと言われています。そのため、自殺はしてはならない、自殺をしても問題解決にはならないと、多数のスピリチュアル本には書かれています。しかし、本著には自殺の真実が書かれています。それは……あらかじめ自殺することを選んで生まれてくる魂があるということです。 人は生まれる前に、あらかじめ人生を設計してくると言われています。そしてその人生を順調に歩む。しかし自殺は例外的に人生設計にはなりえない、というのがいままで読んだスピリチュアル本の内容です。飯田氏によれば、自殺を経験するために、あらかじめ自殺を人生設計に組み込む魂がいるということです。目から鱗でした。 飯田氏は現在、大学教授を退任なさり、京都にある「光の学校」にて無料で各種相談をされているそうです。給料もまったくなく、執筆活動や講演活動、そして寄付により生計を立てているというから驚きです。安定した教授という立場を捨てて、このような活動を行うというのは、本当にすごいと思います。京都までなら割と近いので、機会があれば「光の学校」を見てみたいなと思いました。
8.13(火)読了
逞は先輩の脳死により、心臓移植を受けられることになった。しかし、脳死が人の死といえるのかと悩む逞。結局、心臓移植は受けないことにする。そして先輩の母親も、息子の心臓を提供することを拒み、先輩は脳死状態で生存することに。 主治医は移植以外の方法がないかと模索。その結果、isp細胞を使用する方法に辿りつく。しかし、未だ臨床経験が少なく、成功率、予後などの結果が分からない状態。完全な人体実験による手術。逞はその手術を受けることを受諾。 手術に先立って、繭と逞は結婚することになる。2人とも高校在学中の18歳。両者の母親は猛反対するが、反対を押し切っての結婚だった。しかし、最後は両者の母親とも祝福してくれる。父親は物分りが良く、結婚に反対はしない。病院での式、そして手術。 逞は遺書を書き残す。もし手術で自分が死んだら、他の人と恋愛し、結婚し、幸せになってほしいと繭に宛てた手紙となっていた。そしてエピローグ。 最後は、繭と逞が2人の子供と夜道を歩いているシーンで終わっています。手術が成功したのか、以後、逞が生き延びたのかは分かりません。しかし、何となくほっとするシーンで終わっていたのでよかったです。 ストーリーはくっついたり離れたりの2人のシーンが中心でたが、最後のほうは割とシリアスな内容となっていました。脳死に関する問題も描かれていたので、「新ブラックジャックをよろしく」を思い出してしまいました。個人的には、脳死を人の死と定義するのは無理があると思っています。臓器移植という方法にも抵抗があります。……感覚が古いのでしょうか。
8.10(土)読了
逞と繭は相変わらず離れたりくっついたりを繰り返している。逞は心臓病が原因で、繭の母親に繭と付き合うことを「許しません」と告げられる。近い将来死ぬことが分かっているからだ。母親ってそういうものなのだろうか? 修学旅行先で、逞と繭は2人抜け出して仁和寺へ。そこの宿で結ばれる。新婚夫婦と偽って宿に泊まって。主治医の先生(繭の父親)からは、心臓に負担がかかるからセックス禁止と申し付けられる。それにしても父親の前でその娘とセックスしたって告げるのはかなり勇気がある行為と思われる。すごいぞ逞。 7巻では、一瞬、繭が事故死したと思われる描写がありました。あれにはびっくりした。ヒロインをここで殺すなんて、青木琴美はすごいと相当感心しました。しかし、死んだのは実はまったくの別人。繭はそこに居合わせた人で、返り血を浴びて病院に来たというだけでした。なーんだ。やっぱりここで殺す勇気はないのね。脳死状態になった繭の心臓を逞に移植という筋書きだと思ったけど、そうは問屋が卸さないといったところでしょうか。
8.6(水)読了
種田繭の恋のライバルとしてあらわれた照ちゃん。彼女は逞と同じ心臓病を患い、現在入院中。 彼女の存在もあり、逞と繭の関係も微妙なものになる。やはり恋のライバルに! と思っていると、逞が照ちゃんに対して「好意を持っていない」と告げると、突然、照ちゃんの容態が悪化。あっけなく心臓病で死んでしまった。本当にあっけない……。 その後、再び逞と繭はくっついたり離れたり。両者とも好きあっているのに別れている時間が長い。恋人関係も解消し、現在は友達関係に落ちついている。逞の先輩が繭を好きになって奪おうとして、それに悩む逞がいて。女はこういう堂々巡りが好きなのだろうか? はっきりいってうっとうしい。ストーリーが全然進まない。繰り返し繰り返し繰り返しばかりで苛々する。……男が少女漫画を読むほうが間違っているんだろうか。とりあえず半分読み終わったので、全巻制覇を目指して読み進めます。絵は綺麗です。
8.4(日)読了
少女漫画。 幼い頃から心臓病で20歳まで生きられないと言われている逞(ただし12歳までその事実を知らない)と、逞の主治医の娘の種田繭。2人は8歳の頃、20歳になったら結婚しようと誓い合った仲だ。 12歳の修学旅行先で、ひょんなことから逞は、20歳まで生きられないという自分の人生を知ってしまう。そんなこともあり、「一生の思い出」を作るため、全寮制の私立中学校に入学を決意。無事入学するが、そこにはなぜか種田繭の姿が。おまけに入学生代表で式辞を読み上げている(入学試験の点数1位)。 その後は、逞は自分の命が短いことを理由に繭と距離を取ったり、それでも好きなので再びくっついたりを繰り返します。この辺はちょっと同じ展開の繰り返しで、正直あまり面白くないと思ってしまいました。しかし種田繭は自分の心に正直で好感が持てます。逞も、10代前半で自分の命の短さを受け容れているので、それなりにすごいことだと思います。 3巻の最後では、逞の幼馴染の照ちゃんという女の子が登場します。どうやら心臓病のようです。種田繭の恋のライバルになるのでしょうか?
8.1(木)読了
スピリチュアル本。 よく、「運命の赤い糸で結ばれている」というような言い方をしますが、本著によれば、確かにそのようなことはあるそうです。生まれる前に誰と出会って、結婚したり、人生に強い影響を与え合ったりするかを決めているのだとか。つまり、自分の人生において出会う人は、すべて自分が事前に出会うと決めていた「運命の人」ということができそうです。 精神世界の本の訳者である山川夫妻ですが、お二人も運命によって出会ったそうです。たまたま同じ大学出身で、たまたま同じ英会話スクールに通っていて、たまたま結婚適齢期で、たまたま外国で暮らすことに憧れていて……そんなタイミングだったわけで、「結婚しようか」「ハイ」。みたいな感じでポンポンと事が運んでしまったそうです。しかしこれは、全部自分たちが生前に決めてきたシナリオだったわけですね。もちろん、精神世界の本の訳者になったのも、すべてシナリオ通りです。世界は完璧です。 「運命の人に出会えない」という言い方をする人(特に女性)がいますが、これは大間違い。運命の人とは出会うと決まっています。身近に出会っている人が運命の人という可能性も大いにあります。そう考えると選択肢が増えると思いますが、いかがでしょうか?
7.29(月)読了
藤子不二雄Aの「まんが道」を読み直してから、すっかりトキワ荘に興味を持ってしまいました。 そこで図書館で借りたのが本著。トキワ荘メンバーの寺田ヒロオに焦点をあて、彼の足跡を辿っていくのが趣旨のようです。 著者の梶井氏は、寺田ヒロオはもちろん、トキワ荘の他のメンバーにも何度も取材を試みてこの本を作成したそうです。それだけに完成度はかなり高いと思います。「まんが道」ではテラさんと呼ばれ、トキワ荘メンバーからは兄貴的な存在として頼りにされていた寺田氏ですが、年下のメンバーたちから頼られるのは少し荷が重かったと述懐しています。また、彼らの話題についていくために映画館に足を運んだり、お酒を飲みに行ったりしたが、どちらも性に合わなかったらしく、特に映画を観たら頭痛がしたと述べています。頭痛薬を飲みながら何とか3本立て映画を観たと。勉強家といえばそれまでですが、やはり自分に合わないことはすべきではないと思いました。 晩年の(といっても30歳そこそこですが)寺田は、最高11本の連載漫画を持った後、パタリと連載漫画から消えてしまいます。漫画を描くのに疲れたのだとか。そして「漫画少年史」を作ります。 1990年、自宅にトキワ荘メンバー(我孫子、藤本、石森、赤塚、鈴木)を呼び、宴会を催します。そして、これを最後に隠遁生活に入ります。 1992年、逝去。衰弱死とも、一種の自殺のようなものとも言われています。少し残念な最期に思いますが、真っ直ぐなテラさんらしいとも感じました。合掌。
7.26(金)読了
藤子不二雄の我孫子氏のほうの自叙伝。 往年の名作漫画でドラマ化もされた「まんが道」をもじり、78歳にして当時の様子を赤裸々に告白しています。 「まんが道」で省くわけにいかないのが「トキワ荘」。我孫子氏に言わせれば、青春そのものがトキワ荘での生活だったそうです。藤子不二雄、手塚治虫、寺田ヒロオ、石森章太郎、赤川次郎、鈴木伸一、森安直哉(字が違う?)……、トキワ荘に集った漫画青年たちは「新漫画党」を結成し、漫画少年を中心として漫画界に華々しく登場しました。手塚治虫は別格だったようですが。 トキワ荘での生活を中心に、漫画版のまんが道で描き切れなかった当時の様子を文章で伝えてくれています。まんが道を読み終わったばかりなので、非常に興味深く読み終えることができました。思わず「へえ……」という逸話もあります。 現在、藤子不二雄A氏は、「まんが道 青春編」を執筆中だそうです。78歳にして現役漫画家というのは驚異的ですね。青春編もぜひ読んでみたいと思います。
7.23(火)読了 |
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