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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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8.16(金)読了
元国立大学教授でスピリチュアリストの飯田氏の著書。生きがいシリーズ5作目です。
本著は、実際にあった対話事例を元にして、多くの人が抱えているスピリチュアルな疑問に答えるといった形式で進んでいます。

「運命の赤い糸」「幽霊の正体」「病気になる理由」など、どれも興味のある内容ばかりです。そのなかで、今回最も興味を惹いたのが「自死者の運命」です。

一般的には、自殺はいけない、自殺すると再び同じ試練に向かわなければならない、などと言われています。そのため、自殺はしてはならない、自殺をしても問題解決にはならないと、多数のスピリチュアル本には書かれています。しかし、本著には自殺の真実が書かれています。それは……あらかじめ自殺することを選んで生まれてくる魂があるということです。

人は生まれる前に、あらかじめ人生を設計してくると言われています。そしてその人生を順調に歩む。しかし自殺は例外的に人生設計にはなりえない、というのがいままで読んだスピリチュアル本の内容です。飯田氏によれば、自殺を経験するために、あらかじめ自殺を人生設計に組み込む魂がいるということです。目から鱗でした。

飯田氏は現在、大学教授を退任なさり、京都にある「光の学校」にて無料で各種相談をされているそうです。給料もまったくなく、執筆活動や講演活動、そして寄付により生計を立てているというから驚きです。安定した教授という立場を捨てて、このような活動を行うというのは、本当にすごいと思います。京都までなら割と近いので、機会があれば「光の学校」を見てみたいなと思いました。
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