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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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9.18(水)読了
「生命の暗号」で有名な科学者村上氏と、東大付属病院救急部で働いている医学博士の対談です。矢作氏の対談本を読むのはこれで3冊目です。「人は死なない」で有名になり、対談や公演などの依頼が多くなったのでしょうか。

科学者同士の対談だけあり、内容も科学色が強いです。それに加えて、あの世の話や宗教関係、スピリチュアル関係の話も盛り沢山です。矢作氏は救急病棟で働いているだけあり、人の死、死後の世界についてとても興味がおありのようです。

死は苦しいものか、死後の世界はあるのか、考えても分かりません。しかし興味はあります。そこで登場するのが臨死体験者の体験です。それが正しいのか正しくないのかはさておき、臨死体験を経験することにより、死が怖くなくなったという人が多くいるそうです。何事も経験なのでしょう。しかし普通、死は1回しか経験できないので、そこが難しいところかなと思います。
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9月15日(日)読了
背骨のゆがみを治す「西式健康法」の紹介を、孫と祖父との対話を通じて行っています。背骨のゆがみが様々な病気を引き起こす原因となるそうです。背中が曲がっているのは見た目も悪いですし、治すのに越したことはないですね。

西式健康法の中でも特に大切なのは、背腹体操というものです。これは、軽く足を開いて正座して、背筋を伸ばしながら振り子のように身体を左右に振るという運動です。これを500往復するのですが、やってみると分かりますが、とても疲れます。試しに初めてみてはや10日。効果のほどは未だ分かりませんが、続けることに意義があるのかなと思います。

その他、各種運動や菜食、少食健康法など、いかにも健康に良さそうなメニューがずらりと紹介されています。気に入った運動などをひとつ始めてみるのも面白いと思います。
9月12日(木)読了
生きがいシリーズ。生きがいの創造は何度か読んだことがありますが、完全版は初めてだったので、図書館で借りてみました。

他の本と同じように、内容をほんの少しだけ改変しているだけと予想していましたが、予想を遥かに裏切る内容、そしてボリューム。初版の「生きがいの創造」とは別の本と言っても過言ではありません。

「生きがいの創造」をベースにはしていますが、付け加えられた情報の量が凄まじく、時の移ろいを感じてしまいました。文庫本ですが、ページ数は800くらいあったと思います。枕本と言ってもいい分厚さ。まったく別の新しいタイトルで販売してもクレームはつかない内容ですが、あえて「完全版」としたところに著者の誠意を感じます。

内容は実際に読んで自分で確かめてもらいたいと思います。宗教やスピリチュアルを信じていない人でも、生きる指針、考え方として非常に優れた内容が盛り込まれているので、一読の価値があります。そして、国立大学教授の職を辞し、無料でカウンセリング等その他を行うスペースを開設した素晴らしさ。講演、執筆活動等で得たお金で生活を行っており、カウンセリングスペースでの売り上げは1円も受け取っていない(受け取ることができないシステムを構築)そうです。

本当に素晴らしい人、ただその一言です。世のため人のためと言いますが、飯田氏はそれを実践していらっしゃいます。「光の学校」、一度訪れてみたいです。
9月9日(月)読了
1日の食事が夕食の青汁1杯だけで生きている仙人のような女性がいるそうです。
著者の森さんは、小脳が小さくなっていく病気に罹ってしまい、余命5年から10年と宣告されてしまいます。そのときに思いついたのが、高校時代に体験した甲田先生の断食療法。養護教諭を退職した森さんは、甲田先生の病院に入院して、断食と各種体操を組み合わせた「甲田療法」を実践します。

見事、医者からさじを投げられた病気を克服した森さん。食事量も徐々に減っていき、とうとう、1日に青汁1杯だけで生きていけるようになったそうです。なんでも、腸内細菌が普通の人とは大きく異なっており、例えて言うならば「牛」の腸内と同じだそうです。野菜からたんぱく質を摂取できる体質になったのだそうです。

副産物? として、オーラが見えるようになったり、神様の声が聴こえるようになったり、自動書記ができるようになったりと、様々な能力を授かったそうです。病を克服した後、森さんは鍼灸師の免許を取得し、大阪府八尾市で開業されているそうです。

実は、この本を読むのは2度目です。何度読んでも素晴らしい本なので、興味のある方は是非、手に取ってもらいたいと思います。
9月6日(金)読了
村上春樹氏の初期の作品、「パン屋襲撃」と「パン屋再襲撃」を収録した1冊の本。2012年に1冊にまとめ、素敵な挿絵も入っています。

以前から「パン屋襲撃」シリーズは読みたいと思っていましたが、読む機会がありませんでした。今回、初めて1冊の本があると知り、早速図書館で借りて読んでみました。

お腹を減らした2人の男がパン屋を包丁で脅し、パンをたらふく食べるという計画を実行します。しかしパン屋の店主は妙な男で、ワグナーの曲を静聴したらいくらでもパンを食べてよいという交換条件を出します。条件を呑んで、平和的にパンを食べた男たちでした。……妙な話です。突っ込みどころ満載です。

パン屋再襲撃のほうは、パン屋を襲った頃の話を妻にしたところ、妻は妙な理屈を捏ね上げて、もう一度パン屋を襲おうと提案。車で夜の街に出かけたが、深夜だったためパン屋はどこも閉まっており、しかたなく類似店であるマクドナルドを襲う話。そこでビッグマック30個を作らせ(散弾銃で脅す。なぜ持っている?)、車内でお腹いっぱい食べる話。こっちはもっと突っ込みどころ満載。

哲学的といえなくもなく、風刺的といえなくもありませんが、よく分からない。しかし味のある作品です。20数年前の作品なので、内容が少し古くなっている箇所は書き換えてあるようです。ブルーレイレコーダーとか。それはそうと、いつノーベル賞を獲得するんでしょうか、春樹さんは。
9.3(火)読了
小林よしのり氏の靖国論。当然、漫画です。
靖国神社とA級戦犯問題が取り沙汰されていた頃に描かれたものです。現在は若干、問題が下火になった感もありますが、毎年8月15日近くになると、いまだに首相が参拝に行くかどうかで物議を醸しています。中国、韓国との関係もあるので、かなり神経質になっていますね。

実はこの漫画を読んだのは結構前なので、内容は若干忘れています。ざっと読み直した(眺めた?)ところ、小泉総理時代の内容のようです。10年前の話ですね。小林氏は靖国参拝肯定派のようです。そしてA級戦犯を分けるなどは神道の考え方からいっても不可能、その必要もないと語っています。

靖国問題はあまり詳しくないのですが、御国のために戦ってくれた人の魂を分離するといった考え方は悲しいと思います。誰かがトップに立ち戦わなければならなかった、それが「いわゆるA級戦犯」の人たちであった。戦争に至ったというのは悲しい事実ですが、当時の状況を考えると、仕方のなかった面もあると思います。戦争をやりたいを思う人はいません。

いつの日にか、首相や議員さんが自由に参拝できるようになり、近隣諸国からも何も言われない時代が来るといいなと思います。平和的に。
8.31(土)読了
不思議研究所の無料冊子です。会員になったら送られてきます。年数回のペースで発行しているようです。
今回はやけに分厚いです。いつもの2倍近くの分量があるのでは。内容は、ろっこう占術、「スープ」の映画告知、そしてトラさんの風水指南です。特に風水にページが割かれています。ベッドの下に不要物を置くなとか、台所の風水とか、各部屋ごとにこと細かく指示してくれる念の入れよう。凝り出したらキリがないなと思いました。

ちょっと笑ったのが、「スープ英語版」が発売される記念に、英語の勉強をしながらスピリチュアルしませんかと言った内容の宣伝の入れ方。商魂たくましいというか、ここまできたらお見事というほかありません。

最後は、いつもの通り、不思議研究所作成のあやしいグッズの通信販売。除霊・邪気払い花瓶&花瓶敷きセット(25500円)なんて誰が買うんでしょうか?絶っっっっ対に買ってはいけません。花瓶が気に入った!というのならあえて止めませんが、花瓶で除霊なんてできません。花瓶には、お鼻、ではなくてお花を生けて下さいね。
8.28(水)読了
「人は死なない」の執筆で有名になった医師と、ヘミシンクで有名になった坂本氏との対談。
両氏の著書は何冊か読んだことがありますが、両者共にスピリチュアルな御方なのでワクワクしながら読みました。

矢作氏は、医師らしく医療方面から話を進め、それと同時に、さまざまな方向に話題をもっていこうとしますが、一方の坂本氏はヘミシンク一本やりといった感じだったので、少し残念でした。「ヘミシンクを経験すると~」という内容ばかりだったので、少々鼻につくというか、もう少し多角的に話を進めてほしかった。おまけに、自分のことをオリオンやプレアデスで生きていたことがあると言ったときには、矢作氏のドン引きする様子が伝わってきました。矢作氏は何も言っていませんでしたが、明らかに「……」といった状態でした。医者を相手にする話かと思いました。

それでも、なかなか興味深い話があったのも確かです。フリーエネルギーにも言及しており、そう遠くない時代に無限のエネルギーが取り出せるようになるのではという、明るい話題もありました。全体的には楽しめました。
8.25(日)読了
不思議研究所所長、森田健氏の無料刊行物。会員(無料)になると、年数回程度送られてきます。

今回は、生まれ変わりの村の新情報、そして映画化に際しての情報、トラさんの風水情報などが記載されています。いつもながら情報はなかなか興味深く、「へー、すごいなあ」と思わずにはいられない内容となっています。例えば、死後の世界では、おばさんがスープを配っており、それを飲むと記憶を失ってしまうのだそうです。そのため人間は前世の記憶を失った状態で生まれてくる。しかし、たまにスープを飲まない人もいて、そういう人は前世の記憶を保持したまま生まれてくる、と。俄かには信じられない情報ですが、そういうこともあるのかもしれないと思います。

冊子の最後のほうは、いつものように商売関連の内容となっています。
風水グッズやらテキストやら(異常に高い)。レディースコミックスに挿入されている恋愛運アップのネックレスと同じような香が漂っています。そこはかとなくイン○キな雰囲気が……。いわしの頭も信心からですね。

8.22(木)読了
木星への添乗員試験に合格した主人公。その父親も当然のように合格。親子含めて木星へと旅立つことに。その前に、主人公は元同僚に告白をして結婚することに。木星を往復するのに7年の歳月を要するが、7年間会うことができずに愛情を保ち続けることができるのか? それ以前に、結婚する理由があるのかという疑問も付きまとうが、愛し合う2人を止めることはできない。めでたく結婚。

最終巻の4巻は、主人公の元同僚、デブリ回収船の船長のお話。いつ終わるともしれないデブリ回収。そんな折、米軍と共和国軍は宇宙戦争を始める。宇宙機雷を使用することによって、途方も無い量のデブリが宇宙にばらまかれる。嫌気がさした船長はデブリ回収の業務を放棄。職を辞す。しかし、地球での生活を経て、思うところがあり、再びデブリ回収業務の復帰。めでたしめでたし。

最後は、主人公とその父親たちが木星まで到達するところで終わる。主人公がテレビを通して、人類が木星に到達したことに対するスピーチを行う。これまためでたしめでたし。

人類はいつか、木星に到達する時が来るのでしょうか? この物語では2078年に到達しましたが、65年後には木星に到達するのでしょうか? 予算その他の関係から、木星どころか月の資源を回収したり、コロニーを作るのがやっとのような気がします。いや、著しい技術革新があり、木星どころから太陽系外にまで進出していたりして。夢のあるお話ですね。



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