読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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9.13(月)読了
全米オープンも佳境に突入。沖田は相変わらず素晴らしい成績で回っている。時々、脚に違和感を感じることがあるようだが、特に崩れる様子もなく安定したゴルフを続けている。 沖田は試合ごとに当地のキャディを雇っているが、今回のキャディはなぜかインド人。ターバンを巻いていかにもという外見をしているが、これって日本人でいえば、浴衣を着てキャディをやっているような感覚だろうか。かなり違和感がある。そしてなにより、キャラがたっていない。東南アジアのチッタ、全英オープンのミリー・マクガンとは大違いの地味さ。いてもいなくてもストーリーにはまったく関係ない。完璧な脇役だな。 ストーリー中に、沖田からの電話を受けてよろこんでいる物部の様子が描かれているが、電話がなぜかケータイ。しかも外国からの通話が通じているということは、あきらかに現代。確か、最初の設定では1970年代くらいだったような……。ジャンボ尾崎とも戦ったし……。 時代設定はどうなっているのか、作者を小一時間問い詰めたいところだ。おそらく作者側としても泣き所なのだろうと思う。 PR
9.10(金)読了
沖田は不運にも自動車事故に遭う。数ヶ月の治療を終え、復帰緒戦は肩慣らしということで、ドバイオープンに出場することに決定する。飛行機で中東へ。 中東の強風にもかかわらず、沖田は素晴らしい成績で首位に立つ。三日目を終えてー20のダントツトップ。また事情のあるプロゴルファーや天才ゴルファーが絡んできて、ひきこもごもありながらも最終日にたった沖田。通常でいけばこのままダントツ優勝を果たすであろう成績だが、まず確実にそうはならないでしょう。おそらく天才ゴルファーがぐいぐい成績を伸ばしてきて、一方の沖田は古傷が痛んで成績を下げる。優勝はまたしても不可能か、という展開になるはず。漫画だもん。 さて、先の展開が読めたところで一言。 この漫画、チップインバディーが多すぎる。そしてカップのホールインも凄く多い。それでいて沖田は喜びもしない。この男、不感症ではなかろうか、と思うこと幾数度。沖田よ、もっと感情を発露してくれ! 9.9(木)読了 9.7(火)読了 全英・全米編を通じて思ったのですが、ありえないショット、展開の多すぎで興ざめです。そりゃあ漫画なのであっという展開は必要でしょうが、それにしてもやりすぎでは。全米のラストホールの2発の不運もそうだし、チップインバーディやホールインワンがいとも簡単にでるのもそう。読んでいながら、 ストーリー的にも、全英、全米とあまり面白くありませんでした。妙に過去に傷を持つ人間ばかりが登場して、地味に暗い話を読まされているような感覚。なーんか鬱陶しい。まぁ、全米後に沖田が鹿沼に帰ってきて、ちょっとライトな話になってきたようだから、次回を期待。
9.4(土)読了
ライトノベル。これもレビューで評判がよかったので読んでみました。 はっきりいって、ラノベはレビューで人気があってもあまり面白くない作品が多かったので、まったくといっていいほど期待していませんでした。が、良い方に期待を裏切ってくれました。 設定は、主人公たちが高校二年生に進級した時点から始まります。「手乗りタイガー」と渾名されるほど、小さいけれどパワフルで凶暴な女子、逢坂大河と同じクラスになった主人公。貧乏な主人公と金持ちながら崩壊している家庭のヒロイン。そんな二人が、周囲に勘違いされながらだんだん好きあっていくというストーリー。 セカイ系ではありませんし、非日常性はまったくありません。それでも、軽妙な文章と会話で時折「プハハッ!」と笑ってしまいます。電車の中でなくてよかった。 ものすごく面白いわけではありませんが、それなりに笑いもあってよかったです。好き好きもあると思いますが、ライトノベルの中では上の部類に入るのではないでしょうか(いや、そんなに読んでないですけどね)。 新人さんではなくて、既存の作家さんが書いたので、文章も固まっていて、安心して読むことができました。2巻も読んでみようかなと思わせる作品でした。
9.3(金)読了
ライトノベル。第十二回電撃小説大賞銀賞作品。 ライトノベルとしては珍しく、「経済」を取り扱う作品で、レビューなどを見ても評価が高かったので読んでみました。 舞台はおそらく中東の国。商人ロレンスが狼の姿をした神様「ホロ」と出会い、旅をするという内容。 ロレンスというのは多分、名作映画「アラビアのロレンス」から名付けたのではと思います。商人が主人公というのは確かに珍しい。当時の貨幣についての記述や、良貨を鋳潰して悪貨を鋳造する際にサヤ取りで儲けるという話も面白い。ただこれを「経済」といわれても……という気はする。本格的な経済の話を期待する人は拍子抜けすると思いますので注意。 狼人間のホロは神様で何百年の生きている(たぶん)のですが、見た目は完全な女子高生。服装も制服のようで、当時の雰囲気はまったくありません。いくらライトノベルのイラストとはいえ、もう少し時代考証をしたほうが良いのでは。 あと、ホロの話し方がなぜか名古屋弁。 「わっちは」「くりゃれ」……淀君かおまえは。特にくりゃれは雰囲気ぶち壊し。残念至極。 全体的に可もなく不可もなくといった感じ。評価ほどは面白いと感じませんでした。というわけで、これも1巻でおしまい。中学、高校生くらいの頃なら素直に面白いと感じられたかも。
9.1(水)読了
全英オープンが終了。 沖田は見事二位でフィニッシュ。キャディのミリー・マクガンは沖田とオランダオープン、そしてそれ以降もキャディとして世界を回りたいと告げる。そんな折、彼女が何気なくバンカーに描いた砂の絵を見て、絵の才能を見出した男がリリィと専属契約を結びたいと申しでる。最低でも彼女の絵を2億円で売る自信があるとのこと。しかし、そんな申し出を断り、リリィは再度沖田にキャディとして連れて行ってくれるように頼む。沖田は彼女に、絵の世界に入るように諭すように言う。リリィは泣きながら走っていき、そして車に轢かれる。 幸いにもリリィの怪我はたいしたことなかった。オランダオープンは沖田一人で周り、それ以降のラウンド、全米オープン以降のすべての試合をリリィと回る約束をする。沖田は見事オランダオープンを優勝して帰ってきて、すぐにリリィの元を訪れたが、リリィは脳出血で死んでいた。失意の中、沖田はひとりで全米オープンへ出場する。 全米でのキャディは、キャディ経験のまったくない少年だった。楽器を購入するためバイトをしていたが、黒人差別で首になってしまったところを一日二万円でキャディとして雇ったのだ。 沖田のコンディションは最悪。あきらかにリリィの死の影響がある。なんとかレディースのゴルフ道具を使用して対処しようとするが、ボールはなかなか真っ直ぐ飛ばない。ピンチ。 さて、リリィに絵の才能があったところは、ご都合主義で興ざめしたのですが、彼女を死なせたのは、なかなかのものだと思います。若くてきれいな女性、そして五巻くらいずっと出ていた主人公のパートナーをああもあっけなく死なせるなんて、なかなかできるものではない。そんなに人気がなかったのだろうか?
8.30(月)読了
沖田はアジアサーキットで総合2位の成績をとり、全英オープンの本線への出場が決定した。ライバルであった日本大学OBの男はまさかのプロテスト不合格。不倫相手と逃げるように北海道へ移住。ゴルフを捨てた。好きなキャラではなかったけど、いなくなるとちょっと惜しい。 全英オープンでは訳ありの若い女性リリィがキャディをつとめることになる。その他、周囲の人もなぜか彼女と関連のある人物ばかり。この人たちが物語を作っていきます。 日大がいなくなって嫌な人が消えたと思いましたが、でてきました。それも日大以上に嫌な奴。日本からノーシードで勝ち上がってきた古豪のプロ。この人も家庭が崩壊寸前という苦境に立たされており、日本の一人息子にいいところを見せようと奮闘します。キャディに暴言を吐く、言うことを聞かない、あげくのはて沖田に暴力を振るう。やりすぎキャラの困ったくんです。人気ないだろうなぁ……。個人的に消えてほしいキャラNO.1。 沖田の恋人のような存在の神主の娘は、日本からテレビで応援。時代設定が30年ほど前なので、簡単に海外旅行をするようになるのは、もうちょっと後の時代です。なかなか古風な付き合い方をしています。進展は遅いでしょう。
8.27(金)読了
漫画一気読みシリーズとして今回は「風の大地」50巻をチョイスしました。現在でもビッグコミックス誌上で連載を続ける人気ゴルフ漫画です。 主人公の沖田青年は、家庭の事情から京都大学を中退し、24歳でプロゴルファーを目指すことになりました。それ以前のゴルフ歴がまったく描かれていないので分かりませんが、「まったくのズブの素人」だそうです。アマ歴もなく、ゴルフを開始したのが練習生になってからということですが、ありえませんね。そんなんじゃ練習生になれないでしょう。 つっこみは置いときます。 トントン拍子にゴルフの腕が上達していく沖田君は、わずか一年弱でプロテスト合格。数ヵ月後にはアジアサーキットで初勝利、ジャンボ尾崎と対決して勝利するなど、にわかに信じがたいほどの成績をあげます。ポッと出の新人がー20って、素人の自分から見ても疑問です。はたしてゴルフを始めて1年でそんなことが可能なのだろうか? 野球やサッカーを24歳で始めて25歳でプロデビューなんて絶対にむりです。ゴルフも無理だと思うなぁ。 内容はとても面白いです。主人公の沖田君は素直な性格で曲がったところがないので、読んでいてすがすがしい。そして天才。まさに「ハニカミ王子」ですね(ちょっと古い)。
8.26(木)読了
ライトノベル。 主人公女子の通う高校に編入学してきたのは、軍事バカの男子生徒だった。学校で鉄砲ぶっ放したり、武器を持ち歩いたり、そしてなによりストーカー。四十六時中ヒロインに付きまとい、「偶然だな」の一言ですませる。旅先の新幹線の中で偶然ったってねぇ……。 こんな変態主人公だが、実は世界的組織「ミスリル」に所属するエリートコマンドーにしてロボット使い。任務は、狙われている(かもしれない)ヒロインのボディガード。ガンダムのようなロボに乗って敵をやっつけるのだ! 序盤はなかなか面白く読めたのですが、肝心の「ガンダム」のようなロボに乗り込んで戦闘するシーンから急速に興味が薄れていきました。現実感が気迫というか、なんというか。さすがにロボットはないでしょう。学校内でドタバタやってるほうが面白かったかな。 ラノベのレヴューで星三つがついていたので読んでみたのですが、悪くはないけど取り立てて良くもないというのが正直な感想です。ギャグならギャグに徹してほしい。安っぽいドラマのようになってしまっている。残念。 短編集がたくさんでており、そちらのほうは純粋に学園ドタバタものらしいので、そっちのほうに期待。長編は2巻以降は読まないかなぁ……。 しっかし、これが2008年度のラノベランキング1位とは。それが一番のおどろきかも。 |
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