読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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4.22(日)読了
2読目です。大人気作家の直木賞受賞作。表題の「空中ブランコ」を含めた数編の短編集です。 ドラマ化もされた大人気の伊良部一郎精神科医が登場する第2作目ですが、やっぱり面白い。まず、伊良部一郎は精神科医にも関わらず(精神科医だから?)変人です。注射が大好きで、患者に注射を強要しては、目をらんらんと輝かせてぶすっといきます。さらに看護婦も変。胸元をぱっくり開けた服を着て患者を挑発します。そのくせ超無愛想。変ずくしですね。 そんな伊良部総合病院の跡取り息子ですが、時々するどい一言を発して、そしてまた珍妙な行動を患者とともに行い、結果、なぜか患者の容態が良くなってしまう。ある意味名医。しかしやはりこんな医者は嫌だなと思ってしまう、突っ込みどころが満載の小説です。まだ読んだことがない人は、ぜひ一度お読みください。大爆笑間違いなしです。 PR
4.19(木)読了
4.16(月)読了
不思議研究所の定期刊行物。 内容が割と面白いことから購読(無料)していますが、今回はわずか4、5ページしか読み物はありませんでした。風水で金運を60倍にアップできる、運命は40パーセントしか決まっていないなど魅力的な題名が書いてあります。 その他10数ページはいつものように(怪しげな)グッズの通信販売です。丁寧に振込取扱票の書き方の例を掲載しているのが泣かせます。それにしてもセミナーDVDに10万円以上支払う人っているのでしょうか?そしてプラセンタの錠剤60粒が9800円。まあ、ひとそれぞれということで。
4.12(金)読了
武田信玄と上杉謙信は数度の戦いを繰り広げるが、いずれも膠着状態に陥り状況は芳しくない。そんななか、世の無常を感じた謙信は城を出て坊主となる。皆の懸命な説得に応じ城に戻り、再び信玄との戦いに精を出す。 影虎が密かに好いていた乃美が病にかかる。状態は芳しくない。影虎は信玄との最終決戦の前に乃美に逢いに行き、合戦終了後に結婚することを誓う。しかしながら乃美は合戦後に死んでしまう。 最終決戦は策の弄し合いだった。信玄、謙信ともに相手の先の先を読み行動する。上を行ったのは影虎の方だった。8千VS8千の5分の戦いに持ち込み、影虎は信玄との一騎打ちに挑む。結果は引き分けだったが、後年、甲陽軍艦にはほぼ越後方の勝利と記されている。 乃美は死んだ。天と地の間を雲は悠々と流れてゆく。
4.10(火)読了
中巻では、成長した影虎が兄であり城主の弾正に対して謀反を起こします。智謀、信頼感ともに圧倒的に勝る影虎は弾正の軍を撃ち滅ぼします。弾正は影虎から5満貫という破格の隠居料をもらい悠々自適の生活に。ある意味めでたし。 数年後、弾正は死去。そして武田軍の台頭が始まる。 上杉軍は武田軍の猛攻に悩む地方豪族の懇願に応じ、武田軍と対峙する。影虎は武田の小城をいくつか落とすが、上杉は一向に動かない。というのも、上杉が愛してやまない正妻が病の床に臥しており、戦に手が付かない状況だった。しかし病の妻に諭され、武田は上杉軍との戦を決意する、というところで中巻終了。下巻へと続く。
4.7(土)読了
天と地といえば、小学生の頃、親に連れられて映画館に観に行った記憶があります。小学校3年生当時は武田VS上杉といっても何のことか分からず、合戦の場面以外は退屈なだけでした。 その天と地と再び巡り合うとは!(しかも漫画で) 物語は長尾影虎、後の上杉謙信が生まれるところから始まります。父親に出生を疑われて煙たがれるかわいそうな幼年期を過ごします。父が合戦で討ち死にした後、家督は兄に託されますが、この兄が凡人。一方の影虎は破門同様に遠くへと追いやられてしまいます。 成長した影虎は兄に意見して、地域を平定するために挙兵します。そこで大勝利。周りからも一目置かれる存在へと成長し始めます。 というのが上巻のあらまし。いやー、ぜんぜん覚えていませんでした。中巻へ続く。
4.4(水)読了
いわゆる雑学本。麻薬、死体、犯罪、刑務所など、ワルな臭いのする話をたくさん集めているのが特徴。 特に興味深かったのが、死刑囚や囚人の生活などの話。どのような日常を送っており、死刑が訪れるまでどのような心境なのか。独房で生活する心境は。各国の死刑事情、死刑方法など、好奇心をそそる話が満載です。 ルパン3世で、ルパンが死刑になる前夜に銭形警部から、死刑前の夕食は好きな食べ物をなんでもリクエストしてもよいと言われ、ラーメンを所望したという話がありました。アメリカでは実際に、死刑前夜は好きなものを食べることができる州もあるそうです。しかし最期の晩餐で食欲が沸くのかどうか。食べ過ぎて死刑時に腹痛なんてのも嫌だし。 あと微妙なのが、アメリカで薬物死刑を行っている州で、死刑時の注射をするまえに腕にアルコール消毒をするという話。これから殺すというのに消毒もないだろうと思いました。
4.1(日)読了
金日成時代に北朝鮮の政治犯収容所で警備勤務をしていた著者が当時を綴ったノンフィクション。 著者の安氏は車の運転ができるということもあり、北朝鮮から韓国に亡命することに成功します。そこにまで至る道は険しいものでした。家族を国家に殺され、自身にも監視の目が付きまとい、そして弟妹を残しての逃亡ですから、相当な覚悟がなければできることがではありません。 北朝鮮の収容所は想像を絶する地獄のようです。政治犯を収容しているといっても、収容されているのは一般の人たちです。少しばかりのミスをしたり、家族から犯罪者がでたり、因縁をつけられて罪もないのに囚われたり。そして収容先で待っているのは、1日100グラムの豆ご飯と塩水のスープだけ。何か失敗をするとそれさえももらえない。そして連日の厳しい労働。生き地獄とはこのことか、と読んでいて背筋が凍る思いでした。 金一族もとうとう3代目となりました。一刻も早く政治犯が自由の身となり、国家体制が変革することを切望します。
3.29(木)読了
久しぶりの「俺妹」ですが、読んでから2週間以上経過しているので内容をあまり覚えていません。 たしか、短編集だったような……。結構面白かった記憶もあります。軽い話が多かった気もする。 忍者女(名前忘れた)の姉がとてもパワフルで、その姉がサークルのようなものを作り、妹をサークルの一員として迎え入れたという涙無しには読めないお話しもありました。人見知りの妹は少しずつその場になれていき、いつしか憩いの場所になっていた。しかし、姉は突然サークルを解散して去って行った。妹はまたひとりになってしまった。そして奮起。今度は自分がサークルを作ってやろう!そしてできたのが、現在のオタクサークル。感動的なお話しです。 マンネリといえばそうですが、飽きないですね。ライトノベルで飽きずに読めるのは「涼宮ハルヒ」(は飽きたか)と「俺妹」くらいです。10巻が待ち遠しいです。
3.26(月)読了
黄飛虎に続き、土行孫も敵にやられ、城門に首が掲げられる。悲報を聞いた土行孫の妻は一騎で敵に突入し、そのまま帰らぬ人となった。 手ごわい敵に対し、周軍は弩などの新兵器を使用してなんとか打ち破る。そして諸侯との盟約を結ぶ。覇王はもちろん武王。ここに一大勢力が成った。 全関門を撃破されたことに動揺したちゅう王は、自ら100万の兵を率いて布陣する。しかし前軍、中軍ともに戦わずして周軍に帰順。殷を見限る将兵続出。城に立てこもったちゅう王だが、場内の民衆も周に味方し反乱。内側から城門が開かれ、太公望たちは入場。勝敗は決した。 ちゅう王は城に火を放ち自害。だっ姫とその手下(魔物)は肉体を滅し、そのまま数百年の眠りに着く。再び住み心地の良い世界になったら現れると誓って。
殷周伝説もついに終了です。太公望は武吉を引き連れて斉の国に行きます。新しい国づくりの始まりです。続きの話も知りたいところですが、ここで終了。大団円といっていいでしょうね。 |
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