読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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5.22(火)読了
スピリチュアリスト江原氏の処女作。前半は自身の生い立ち、霊能者になるまでの道程が書かれており、後半ではスリピチュアリズムを語る2部構成になっています。 3読目くらいですが、何度読んでも江原氏の人生に同情してしまいます。中学生までに父親、母親を亡くし、それからはほぼ自分の力で生きていきます。美術方面で生計を立てたいと、何とか美術大学に入学するも、自身の霊媒体質に邪魔されて退学を余儀なくされます。霊に悩まされて引越しを繰り返したためお金がなくなり、その日の生活も危うくなってしまいます。 導かれるように霊能力者巡りをして、師と仰ぐ人の勧めもあり修行の道に進みます。神社に奉職、悩み相談、神道系の大学への進学など多忙な日々を送り、スピリチュアルの本場英国へ。そして霊能力者としての人生を歩むことになります。 本書を読むと江原氏の過酷な人生、そして誠実な人柄が分かります。これほど真摯に霊能に向き合っている人も少ないのではないでしょうか。能力はもちろん、人格も素晴らしいと思います。江原氏を知るための入門書として最適の本です。 PR
5.19(土)読了
一世を風靡したスピリチュアルカウンセラーの江原氏が、自身の守護霊との対話を著した本。 書体が古めかしいのは雰囲気を出すためでしょうが、内容はしごくまっとうです。特に、物質中心主義的価値観が諸悪の根源であると語っており、「失うことの恐れ」があるから苦しみが生じると語っています。失う恐れから与えない、貯め込む、争う。確かに、失う恐れは人間を醜くさせているように思います。バシャールが語っているフリーエネルギーが早く発明、実用化されたら、失っても失っても幾らでも得られるから、少しは恐れが無くなるかもしれません。しかしこれも、物質に依存しているという点では同じかもしれません。 この本、実は2読目です。3読目かも。内容がとても良いので何度も読みたくなってしまいます。そしてその度に新たな発見があります。 スピリチュアルメッセージのシリーズは3部作です。すべて読了していますが、もう1度読み直してみたいと思いました。江原氏の他の書籍も読み直してみたいと思います。
5.16(水)読了
短編ミステリー。もはやシリーズ化している青砥弁護士と防犯コンサルタントの榎本が事件の真相を解き明かします。 短編の最初はシリアス、最後のほうになるとお笑いに近くなっていきます。特に一番最後の「密室劇場」に至っては、完全に「逆転裁判」のパク・・・・・・オマージュといった趣があります。あははと笑えて良い感じですね。 今作で役割が完全に定着しました。青砥弁護士が推理に対するボケ役、榎本が突っ込み。青砥はどんどんキャラ変更していっていますね。最初の作品では知的弁護士という立ち位置でしたが、どんどん熱血おバカさんに。おそらくこれで押し通すのでしょう。 それにしても、弁護士なのに法廷関係の話はまったく出てきません。法律の専門家をヒロインにしている意味があまりありませんね。これなら素直に探偵さんや、行政書士あたりでも支障はないでしょう。法律のほの字もないのはちょっと残念というか、「逆転裁判」の探偵パートだけを見ているような感じです。まあ、面白ければ可ですが。
5.13(日)読了
2読目か3読目です。らもさんが大麻所持で拘留された時の様子を書籍にしたもの。 らもさんは不眠症、躁うつ病、高血圧などの持病を抱えていますが、拘留中は薬を飲んだり、医者にかかるのも一苦労。やっと医者に見てもらうと、血圧が230もあって、医者が青ざめたそうです。 小説家としては拘留という経験は財産となったようです。こうやって一冊の本を書くこともできたし、思索に耽ることもできた。失ったものと得たものを比較すると、得たもののほうが遥かに多いと書籍内でも語っています。時間はありあまるほどあったので、いろいろ考えることができたそうです。 それでも、拘留延長というマトリのブラフには心底青ざめたそうです。22日間の延長がされていたら、らもさんの心はぽっきり折れていたそうです。それだけ辛い体験ではあったようです。捕まるものではないですね。
5.10(木)読了
2度目。今作は神経科医伊良部一郎の記念すべきデビュー作です。 現在の伊良部と違って、最初の頃は伊良部は結構地味な印象があります。あまりしゃべらないし、プールで普通に泳いでいるだけだし、深夜プールに忍び込む以外は変な行動もしていません。完全な脇役という印象です。 それでもなかなか面白い。特に、作品の最後のほうになると(短編集です)、現在の伊良部にかなり近くなってきます。ケータイが手放せない寂しがり屋の高校生(若干時代を感じる)の治療に伊良部もケータイを入手してメル友になるが、ここにくると完全に伊良部一郎です。妙なメール、自己中心的なメールをたくさん送って男子高校生に引かれています。 2作目、3作目よりは劣る印象ですが、良作です。伊良部一郎の入門作としてはちょうど良いのではないでしょうか。
5.7(月)読了
2読目です。ナベツネ、ホリエモンなど一斉を風靡した人物をキャラクターにして、ブラックユーモアを交えて面白おかしく書いています。 ナベツネと球団スト問題。ホリエモンのバカっぷりなど、ここまで書いていいのかハラハラしながら読みました。パソコンばかりやっていてまともにひらがなが書けなくなったホリエモン。ナベツネに至っては生前葬までしてしまうし……。クレームはこなかったのだろうか? 表題の町長選挙は、東京の南にある小さな島が舞台です。町長派と元町長派の2大派閥に分かれて4年に一度選挙で雌雄を決するという、実際にあったであろうお話。勝てば4年間は天国、まければ地獄といった、世間の縮図を見る思いのストーリーです。もちろん伊良部一郎が島に渡って活躍(?)します。 どのお話もとても面白いので、何も考えずにわははと笑えます。最近伊良部シリーズが出ていないので、新刊も読みたいところです。
5.4(金)読了
エッセイ集。週刊誌に連載していたものなので、1回が3ページ程度と短めです。手軽に読める長さなので良いですね。 内容は、政治、経済、外交、各国事情などやや硬いものも。とはいえ、持ち前のユーモアあふれる語り口で読みやすく仕上げています。父親の話、母親の話なども盛り込まれており、ほのぼのとする場面もあります。 正直、この本を読んだ覚えがあまりありません。パラパラめくると、「ああ、読んだな」とは思うのですが、タイトル、装丁を見ると、とんと読んだ記憶が呼び覚まされない。事実、「さあ読むか」と思いページを捲ると、数日前に読んだ内容だったのでがくぜんとしました。 内容が問題というわけではない。では、装丁か……。かなり地味な外見をしています。教科書的というか。もっとハデな装丁にすると良いのでは?
5.1(火)読了
友人が「おぼっちゃまくん」5巻を古本屋で見つけてきてくれました。100円だったら買ってきて、という私の発言を覚えていてくれたようです。感謝。 5巻はびんぼっちゃまが登場後の話のようです。通掛菊造さん、怖がリータといったキャラ、様々な茶魔語も出てきています。そしていつもどおり、お下劣。「クレヨンしんちゃん」もヒットしたように、いつの時代でも下品言葉は子供に受けるようです。 しれにしても、チンコを漫画で出すのは現在はOKなのでしょうか?修正していない状態で描いているので、親からのクレームもあるような気がします。そして、「私の子供が下品な言葉を使うようになった!」というのも相当あるような……。クレヨンしんちゃんといい勝負です。 これからも「おぼっちゃまくん」が100円で販売されていたら迷わず購入して読破したいと思います。この漫画は日本の誇れる財産です!(大げさ)
4.28(土)読了
4.25(水)読了
経済評論家の森永氏の株式入門書。 初心者が簡単に株取引を始められるように、証券会社への登録方法から株の注文の仕方まで紹介してくれているので好印象です。どのような株式を購入すればよいかといったアドバイスもあるので、これ一冊を読めば、とりあえず株式を始められます。 森永氏は、庶民は長期で安定した株式保有を目指すべきと提言しています。事実、彼は一度保有した株は、よほどのことが無い限り手放さないそうです。(倒産寸前の京樽の株は50万円の損切りで売り飛ばしたそうですが) そして、森永氏が勧めるのが、交通、スーパーなどの小売、電力株です。交通や小売は株主優待券が役に立ち、電力は安定した配当が見込めるからだそうです。と、ここまで読んで心配になりました。この本が出版されたのが2005年。原発事故が2011年。その時点で森永氏は多数の電力株を保有していたということで。こういうことがあるのも株式。庶民は小遣い程度で株式投資をしたほうが良いでしょう。 |
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