風の大地33~35（作 坂田信弘 画 かざま鋭二）

9.15(水)読了
沖田は並みいる強豪を抑え、見事ドバイオープンをぶっちぎりの優勝で終える。帰国後、沖田は物部と急速に接近していき、家族との会食、そして物部と一緒に旅館などにも宿泊してしまう。しかしもちろん何もなし。進展があるにはあるが、清いほど清すぎる交際にいささかあきれ果ててしまう。中学生並みだ。

沖田はマスターズに出場するにあたり新たなドライバーを求めていた。都合の良い展開で若きゴルフ製作者と出会い、その彼に三本のドライバー作成を依頼。６０年ものの柿の木から作り出されたドライバーはどれも見事なできばえだった。新たな武器を手に沖田はマスターズへと立ち向かう。

ちなみに物部は朝日新聞社に入社して、都合よく沖田のニュースレポートを作成する仕事を任され、沖田の後からアメリカへ。ものすごいご都合主義にいささか閉口気味ですが、漫画ということで許します（小説だったら放り出します）。エロ親父と怪我を負った先輩も沖田の応援にアメリカへ。都合よく現地で皆が知り合って仲良くなります。都合よくキャディはまたも訳ありの老キャディ。プロのキャディをするのは初めてといういささか心配なおじさん。普通はまともなキャディをつけるよなぁとつぶやいてしまう私でした。