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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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7.24(金)読了
法医学教室で数十年検死を担当した教授による実録物。日常生活ではあまり馴染みのない検死、解剖捜査などを事例とともに分かりやすく紹介しています。

読んでみると分かりますが、結構グロい表現のところもあります。本の表紙も黒くてなんとなく怖い。精神的に不安定な人は読まないほうがいいかも。
感心したのは、法医学の手順を紹介しているところです。検死・検察・行政解剖・病理解剖など、似ているようでまったく異なる専門用語なども違いを丁寧に教えてくれているので、ある意味京楷書のようです。
実際私は大学の頃、「法医学」の授業を受けたことがあるのですが、その時の教科書を思い出しました。手順や手続きを覚えるのが大変だったっけ。

「法医学」の授業では、焼死体や水死体、首吊りの現場写真などをスライドでモロに見せられました。気の弱い人は嘔吐しそうになっていました(私は大丈夫だった)。
本書にはグロい写真などは掲載されていないので、その点は安心して読んでください。検死官の大変さがよく分かります。

死刑執行官は執行後に執行手当てを渡され、翌日は休日になると以前本で読んだことがある。多くの執行官は手当で痛飲するそうだ。それだけ死刑執行というのはストレスが溜まるということだ。私は鬼ころを飲む。鬼であっても殺したくないと思う。
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