読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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5月30日(木)読了
精神科医の書いた「天才」に関する書籍。世の中の天才と呼ばれる人物の沿革を紹介し、天才とは何かについて迫っています。 一言で天才と言っても、その内容はさまざまです。天才科学者、数学家、建築家、音楽家、小説家、発明家。そしてそれが「天才」の仕事と位置づけられるためには、やはり世間の賞賛も必要でしょう。どんなに素晴らしい発明をしても、それが世界で2番目の発明、もしくは2番煎じだったとしたら、世間は認めてはくれません。電話の発明などんは典型例ではないかと思います。 IQが高い人物が天才と思いきや、山下清のようにIQは普通以下であっても天才画家として位置づけられている人物もいます。それでは天才とは何か、結構難しい問題です。 本著でも天才の要件について色々書かれていますが、決定的に「これが天才」といったものは無いようです。イチローも天才、ノーベル賞受賞者も天才のような気がしますが、分野が違うので比較できるものではないですし、などと考えてみるのも一興です。 内容もさることながら、文章もなかなか良いと思います。精神医学者ではなく小説家としてもやっていける人ではないかと、読んでいて思いました。 PR |
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