読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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1.4(水)読了
浅田次郎の最新刊。 昭和初期の軍人を狂言回しとして、新撰組の斎藤一老人から当時の様子を語り聞くという設定です。基本は斎藤一の一人称。その他のパートは狂言回しの3人称という、浅田次郎お得意の書き方です。 斎藤一がいつまで生きていたのかは知りません。西南の役以後は警察になったという話をちらっと聞いたことがありますが、その程度の知識しかありません。人切りのイメージが強い斎藤ですが、この本を読んで、イメージに間違いがなかったことを改めて知らされました。結構簡単に人を切っています。本人も語っていますが、嗜癖の類なのではないでしょうか。 新撰組の内実を斎藤老人は訥々と語ります。新撰組の出自、内紛、台頭、そして滅亡まで、ストーリー仕立てで分かりやすく語っているので、イメージが膨らませやすいです。沖田総司の出番が少ないのはミーハーとしては不満なところでしょう。斎藤いわく、沖田は剣術の「天才」だそうです。そして明るい。イメージとしてはボクちゃんですね。真逆に斎藤は暗い。これもイメージどおりです。下巻へ続く。 PR |
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