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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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10.1(土)読了
久しぶりのゴー宣暫2巻。
アメリカのイラク攻撃に加担した当時の小泉・安倍内閣を批判する内容に終始しています。あとは日中関係やスタッフの内々の話題など。

当時のアメリカ追随の策を2010年の現在から俯瞰すると、完全に誤りであったことがよく分かります。大量破壊兵器保持の疑いがあるということでアメリカはイラクを攻撃しましたが、結局、兵器はでてこなかった。次に、フセインの圧制に苦しむイラク国民を解放するためという大儀を掲げましたが、これは大きなお世話。アメリカは無辜の人間を多数虐殺しました。アメリカはこの戦争犯罪をどうやって償うのでしょうか?

日本もヒロシマ、ナガサキに原子爆弾を落とされた。戦争の早期終結を図るためやむをえない措置だというのがアメリカ側の主張である。本土決戦になったら多数の戦死者が発生するというのはその通りだが、原子爆弾を投下しなくても、アメリカ側が日本の天皇制の保持を約束すれば戦争は終結したというのが実際のところだ。アメリカはそれを知っていて、戦争を終結させないために天皇制保持の約束をしなかった。
理由1……原子爆弾の実験。プルトニウム型とウラニウム型の2種類を実験するためにヒロシマ、ナガサキの2都市に投下した。
理由2……議会対策。国家予算を超える金額をつぎ込んで製造した原爆を使用しなければ、議会で追求されるから。
理由3……ソ連への牽制。

原爆投下について、現在もアメリカは日本に謝罪していない。自分たちの都合の良いことばかり主張するアメリカは嫌いです。世界で一番嫌われている国家がアメリカといっても過言ではないでしょう。アメリカ国民は嫌いではないけど、傲慢なアメリカ合衆国は、私は嫌いです。
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