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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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7.8(月)読了
時代は別冊、付録時代。月刊誌には多数の漫画が掲載され、需要に供給が追いつかなくなりつつあった。そのため、新人漫画家たちにも依頼がやってくるようになった。漫賀と才野のもとにも、別冊や連載漫画の依頼が殺到した。5本の漫画掲載の予定を抱え、浮かれる足塚茂道。しかし、いきなり別冊の全部描き直しを言い渡されてしまい、余裕がまったく無い予定は殺人的予定に変貌。寝る間を惜しんで書き続けるが、そんなときに、漫画少年の加藤編集長から、手塚先生がピンチだから助けに来てほしいと依頼が。

漫賀が手伝いに行き、才野は部屋に篭って自分たちの漫画を描く。しかし予定はズルズル遅れ、漫賀が帰ってきた頃は寝ずに描き続けても間に合わない状態に。編集の人たちが泊り込みで部屋に来て、ギリギリの状態で書き続け、何とか予定に間に合わせたところはさすがはプロ。

翌年の夏、久しぶりに2人は実家へ帰る。家に戻った安心感からか漫画の予定はずるずる遅れ、ついに2人は大量に漫画を落としてしまう。東京に戻ると、当たり前だが各誌編集はかんかん。新漫画党の党首(?)である寺田氏が寝ずに代筆した漫画もあった。

何とかカムバックをと頑張る2人。少しずつ依頼も出てきたが、そんな折に漫画少年が潰れるという事態に。彼らのみならず、新漫画党の皆はがっくり。それでもめげずに、赤塚氏、石森章太郎氏といった後の大御所を入党させ、新たに決意を共にする党員たち。

10巻から12巻は内容の濃い巻になっています。足塚が原稿を大量に落とした、寺田氏が入院、新漫画党メンバーの拡充、漫画少年の廃刊。まさに山場といった感があります。ラストまであと2巻。一気に読んでしまいましょう。

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