読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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1月22日(火)読了
実年齢より若く見える南雲医師。その理由、生活方法をまとめたのが本書。 生活の実践法、食生活、思考方法など、さまざまな方面から若返るためのアプローチ法を教えてくれます。1日1食生活など、普通の人には難しい内容もありますので、できる箇所だけをピックアップして無理なく生活内に取り入れたらよいと思います。 実は私も10数年来の1日1食生活主義者。特に健康を思ってやっているわけではありません。あるときからいきなり食べる習慣がなくなってきて今に至る感じです。ときどき昼ごろにお腹が減ることがありますが、お水やコーヒーを飲んで(液体はOK)しのぎます。基本的にはあまりお腹が減りません。 そんな生活を続けていますが、現在のところ、取り立てて健康に不安な面はありません(耳鳴り、虫歯治療後の知覚過敏様くらい)。1日1食が健康的か否かはさだかではありません。そのため、続けるべきか2食に戻すか現在思案中。 PR
1.19(土)読了
「蛍雪時代」シリーズの4巻と5巻は1話読みきり形式になっています。中学校の頃のちょっとしたエピソードや、中学時代の友人のその後を紹介しています。会社の社長になっていたり、暴力沙汰を起こして刑務所に服役していたりと、それぞれの人生を歩んでいたようです。 当の本人は、中学卒業後は当然、就職するものと考えていました。高校に進学したいのはやまやまだけど、家計を考えて言い出せない。そしてなにより、村で高校に進学した人は1人もいないため、教育の重要性を認識していないということもありました。 就職先が決定し、高校の願書提出期限の1日前、担任の先生が8キロの道のりを歩いて主人公の家にやってきます。そして切り出します。主人公を高校に進学させてあげてほしいと。 最初は無理の一点張りだった父親も、担任の先生の情熱的な説得と母親の加勢もあり、主人公は急遽、高校に進学できることに、というところで最終話が終了します。感動的ですね。本当に濃密で、大変ながらも充実した中学校生活だったのではないかと思います。できたら高校生活のほうも読んでみたいなと思いました。
1.16(水)読了
「釣りキチ三平」で有名な矢口氏の、自叙伝的漫画。中学生時代のエピソードを単行本化したという、あまり類を見ない漫画です。「まんが道」みたいなものと思えば近いかな。 超のつく田舎、そして豪雪地帯で育った矢口氏ですが、なかなか波乱万丈な中学生生活を送ったようです。民主主義教育1年生ということもあり、学校の先生も試行錯誤しながら教育を行っていたのでしょう、先生とのエピソードも興味深い。生徒の立案した計画には、「おもしろい!」と言ってすぐに乗ってしまう担任の先生。学 費が払えず、修学旅行に行くことができない生徒のために、皆でアルバイトをして金銭援助を行ったという話も感動的です。この計画も生徒が立案して、担任の先生が「素晴らしい!」と許可を与えたもの。アルバイト先(石運び)も先生が見つけてきて、先生も一緒にアルバイト。現代では考えられない光景です。教育委員会が黙っていないでしょう。 書きたいことはたくさんありますが、最後にこれを言っておきましょう。「おもしろい!」
1.13(日)読了
1巻に引き続き、妖怪がたくさん出てきて問題を引き起こします。 水木氏、アリャマタコリャマタ氏(作家の荒俣氏ですね)、ねずみ男も健在です。そしてなんと、ラストは水木氏が死亡して臨死体験を経験し、その経験から自分の使命、漫画を描くという尊い使命を実感します。何となく示唆的ですね。 この漫画を読んでいて、水木氏は実は霊能力者であり、ある程度の実体験に基づいて描いているのではないかと思うようになりました。まさか漫画内のような妖怪が潜んでいるとはさすがに思えませんが、不思議な存在がいたり、不思議な能力がある人間がいてもおかしくはありません。そんな妄想をしてみるのも面白いと思います。 妖怪博士シリーズは2巻で終了のようですね。結構、面白い漫画なので3巻以降も描いてもらえるとうれしいのですが……。
1.10(木)読了
味平は、包丁貴族団英彦との点心礼勝負に挑むにあたり、豚肉の白糸バラシの技を習得する。白い糸で豚肉の塊を部位ごとにバラすという離れ業をもって、団との勝負は引き分けに終わる。決着をつけるために、次なる勝負は闘六味。これは純粋なる味勝負。ここにきてやっと料理で一番重要な味比べが出てくるわけです。 ここにきても味平の不利は変わりません。なぜなら味平が使用できる豚肉の部位は、ももや肩といった、西洋料理ではクズ肉と言われている箇所だからです。一方の団はロース、ヒレなどの最高級部位を使用できます。角飛車金銀抜きでは勝負にならない。というか、料理を始めてから3ヶ月の素人相手にどれだけ逆ハンデをつければ気が済むのかという程の卑劣漢。審査員や観衆もまったくクレームをつけない冷ややかさ。 それでも味平はがんばります。味平ライスと名付けた特性チャーハンを作り、味見係を唸らせます。一方の団は、ヒレ肉を使用して豪勢なステーキを調理。審査員は2対2の同点。最後の1票はどちらに入るか、というところで5巻終了。どう考えてもステーキでしょう、という突っ込みはおいときます。
1.7(月)読了
味平は仲代との勝負に辛くも勝利した後、すぐに包丁貴族団英彦と勝負することを約束する。キッチンブルドッグを去ることになった味平は、お金も住む場所もないため、神社の軒下で寝泊りを始める。そこで知り合ったのが弁天の熊五郎。ルンペンの孤児である。 団英彦が料理長を務めるホテルで料理人を募集していることを知った味平は、すかさず試験を受けに行く。そこでなんとかボーイとして潜り込むことに成功する。敵のホテルに雇ってもらうなど常人には考え付かないでしょう。さすがというか若いというか。 いつも思うのだが、味平は私服を持っていないのだろうか。いつ見ても料理人の服とコック帽。神社の軒下からコック姿の男がぬっと出てきたらびっくりするでしょう。それを突っ込まない熊五郎も大物というか何というか。
1.4(金)読了
裁判傍聴漫画を連載している著者。ある日、そんな著者に衝撃の事実が。 著者の弟が売春斡旋容疑で捕まった……! パニックに陥る著者。このままではタイアップ商品はおろか連載そのものまで危ういという。よろよろの状態で面会に行くと、電話で女の子たちを斡旋していたと本人から告げられる。しれっと告げた弟に著者は激怒。そらそうだ。 しかたなく、表題の通り実の弟の裁判傍聴記を作成する著者。漫画の中で、「身内の裁判記録を漫画で作成するのはとてつもない苦痛」だったと告白しています。何しろ当事者の親族ですから、重圧感、圧迫感は他人の比ではないでしょう。それを作品にするのだから、ああ嫌だ。 漫画自体は、さすがに真に迫ったものに仕上がっています。実の弟が被告ですから、何を考えているか、嘘をついていないかなど手に取るように分かるそうです。「いまの供述嘘だな」とか。これもつらい。著者としては、弟に反省を促す意味でも即懲役をくらって欲しかったそうですが、予想に反して執行猶予がついてしまいました。本来は喜ばしいことなんでしょうが、微妙な結末ですね。
1.1(火)読了
12.29(土)読了
水木しげるの妖怪をモチーフとした連続短編集。漫画です。 登場人物に水木氏がいて、妖怪たちとてんやわんやの盛り上がりを見せます。おなじみのねずみ男、覆面三つ目男のアリャマタコリャマタ氏など、脇役の個性も強いです。 やっぱりねずみ男が好きですね。1巻にもかかわらず、どういう存在かの説明もなく動いているねずみ男氏。妖怪のような人間のような、三本の髭が伸びているから妖怪なのでしょうが、とにかく不思議な存在です。お金儲けばかりを考えているというのも人間くさくてよい。名脇役ですね。 画風も妖怪を取り扱うのに相応しく、良い意味で地味で暗い感じです。妖怪、密林、戦争の画を描かせたらピカ一ですね。アニメ画だけど劇画タッチというか。それでいて面白いからいうことありません。 2巻も図書館で借りてきたので、これから読んでみたいと思います。
12.26(水)読了
主人公は恋人とはすれ違いの状況のまま、看護師である女性に対し自分の腎臓を提供すると告げる。思い余って看護師の自宅に赴き、姉と母親に彼女の状況を告げる。直情径行な主人公。 恋人には別れを告げられたが、恋人氏も主人公もまだまだ未練たっぷり。そんな折、看護師女史から身の上話を聞かされる。幼少期に家が貧乏で、恵まれない人生を送ってきたこと。そして20歳の頃、父親から腎臓を提供され移植するも、わずか2年で腎臓が機能しなくなり再摘出したこと。 結局は、看護師女史は主人公の提案を受け入れ、腎臓をもらい再度移植することを決意する、というところで3巻終了。主人公は悪い人間ではないけれども、少し他人の人生に踏み込みすぎな気がします。他人との距離感というか、もう少し考えた方がいいんじゃないかなと。それでも結果良好ならいいんですけどね。 |
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