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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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11.8(金)読了
現役医師が書いた親の看取り方の本。
「親の死なせかた」となかなかショッキングなタイトルですが、あくまで見取り方の本で、殺し方の本ではないことに留意してほしい。

両親が危篤の状態になり、医師に「身体に管を通せば生きながらえさせることができる」と告げられた際に、果たしてどのような判断をするか。いきなり生死の判断を下すのは難しいので、予め考えておくことが必要である。そして、できれば両親と話し合っておくことをお勧めする。

まずは両親の意見を尊重し(延命はしないでほしい、管を繋いででも生き永らえさせてほしいetc)、それが不可能であれば、現状を総合的に勘案し、より現実的な判断を下すことが望ましい。たとえ両親の生命が短くなったとしても。

西洋諸国では、無意味な延命処置は患者に対する冒涜と捕らえられているそうです。そのため一部の国では安楽死が認められてもいます。日本ではいまだ「生かすことが第一」と考えられている風潮があります。果たして自分が患者の状態になったときに、恢復の可能性がないにも関わらず、管を通してまで生き永らえたいか、ということだと思います。自分に置き換えると考えやすいのではないでしょうか。
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